角田裕毅は「非常に努力家」 レッドブルF1代表が“成長を感じる走り”を評価
レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、F1シンガポールGP決勝を12位で終えた角田裕毅の走りについて、「確実に成長を感じる」と高く評価した。

序盤に不運な形で順位を落としたものの、レースを通じて安定したスピードを保ち、冷静に挽回を図った角田裕毅のパフォーマンスを称賛した。

「角田(裕毅)は今日、スタート直後に不運な形で順位を落としたが、その後の走りは本当に良かった。彼は集中を切らさず、最後までプッシュし続けていた。惜しくもポイントには届かなかったが、確実に成長を感じる走りだった」

角田裕毅はこのレースでソフトタイヤスタートを選択したが、1周目の混乱で複数台に囲まれ、大きくポジションを失う展開に。それでも中盤以降は力強いペースで走行し、レース終盤にはマックス・フェルスタッペンの直前を走るなど、チームの戦略にも貢献した。

角田裕毅 レッドブル F1

ローラン・メキースは、角田裕毅の精神面の強さとチームへの姿勢にも触れた。

「彼は非常に努力家だし、我々も彼とともにさらに前進していくつもりだ」

レッドブル代表として角田裕毅に言及したのは今週末が初めてではない。メキースは以前から、角田がレースごとに進化を遂げていると強調しており、今回のシンガポールでもその成長が結果に現れた形だ。

次戦に向けてメキースは、「彼が持っているスピードと集中力を活かせば、必ず結果がついてくる」と述べ、角田裕毅の今後に期待を寄せている。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / F1シンガポールGP