F1 予選ルール 非難
F1界では、メルボルンで導入された新しい“椅子取りゲーム”の予選フォーマットを廃止すべきだとの声が挙がっている。

土壇場の予選フォーマットの調整は最初から議論の的となっていたが、土曜日の午後にアルバートパークであのような大惨事を想像する専門家はほとんどいなかった。

1996年のワールドチャンピオンであるデーモン・ヒルは「クルマから降りるドライバーを増やしただけだ。彼は自分でチェッカーフラッグを振ることができた」とポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンに言及。

当のルイス・ハミルトンでさえ、土曜日の光景には感銘を受けなかったようだ。

「僕たちは最初からそれが正当な行為ではないと言っていた」とルイス・ハミルトンは述べた。

3番手だったセバスチャン・ベッテルも「みんながどうして驚いているのかわからない。僕たちはFIAに話していた」と同意。

メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、すぐに新ルールの廃止を求めた。

「我々がこのようなことについてテレビで悪く話すべき人間ではないのはわかっているが、新しい予選フォーマットはかなりくだらないと思う」とコメント。

「我々は立ち戻って、再び検討する必要がある」

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも同意する。

「我々はここにいるファンに謝らなければならない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「我々は手を上げて、完全に間違ったことをしたと認めなければならない」

次戦バーレーンGPまでに変更するにはチーム代表による満場一致が必要となるが、クリスチャン・ホーナーはそれが問題になってはならないと考えている。

「バーニーも気に入っていなかったのは確かだ。全員が同意しなかったら私は驚くだろう。バーレーンまでになんとかしよう」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)