バレンティーノ・ロッシ
バレンティーノ・ロッシが、カタロニア・サーキットでフェラーリF1マシンでの2日間のテストを終了。最近のF1のラップタイムに迫った。

バレンティーノ・ロッシは、午後に予選シミュレーションを行い1分21秒900を記録。ロッシのマシンはGP2タイヤを装着したF2008であったため直接比較するのは不可能だが、昨年このサーキットでジェンソン・バトンがポールポジションを獲得した時のタイムは1分20秒527、2008年のキミ・ライコネンのポールタイムは1分21秒813だった。

「最後の4分の3は、軽い燃料と新品タイヤで“タイムアタック”にトライし続けたんだ」とロッシは語る。

「ラップタイムのために全力を尽くしたよ」

ロッシは、バルセロナのトラックは2008年11月にテストを行ったムジェロよりも楽しかったと付け加えた。

「少し簡単なので、ここの方が楽しいね」

「ムジェロはもっと大変だ。このトラックはターン10は少し厳しいし、ブレーキはずっと奥だけど、モーターバイクとクルマには本当に素晴らしいよ」

フェラーリのルカ・バルディセリは、悪天候に阻まれはしたが、ロッシはテスト中に素晴らしい進歩を遂げたと語る。

「我々は異なるセットアップにトライし、彼は非常に良くなった。それはドライバーが素早く学び、改善の余地を持っているということだ」

22日は、フェリペ・マッサがバレンティーノ・ロッシからマシンを引継ぎ、昨年の負傷からF1に戻るための準備を続ける。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / バレンティーノ・ロッシ