クリスチャン・ホーナー(レッドブル チーム代表)
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが、デビッド・クルサードの引退についてコメントした。

クリスチャン・ホーナー レッドブル チーム代表
「デビッドと共に働くことができたのは最高の喜びだった。これまでの4シーズンを通して、彼はチームに多大なる貢献をしてくれた。彼はこの上ないプロであり、彼の長いキャリアを可能にした重要な要素のひとつは、彼のチームに対する献身的な姿勢と責任感だと思う。キャリアを通して他のふたつのF1チームでしか運転したことがないというのも、彼が真のチームプレーヤーであることの証だ。今までに彼は13回のグランプリで優勝を果たした。ニヤミスや他のドライバーに譲った優勝まで数えれば、もっと多くの勝利を収めているドライバーだ。彼は我がチームの初ポイントを達成し、初の表彰台を達成し、初めてレースをリードしたドライバーだ。何より彼はジェントルマンであり、ぼくは彼を良き友だと思っている。チーム内のデビッドに対する尊敬の念はこの上なく大きい。彼の引退はひとりのグランプリ・レーシングドライバーのキャリアの終焉というだけではない。彼がF1ドライバーであった間のF1の変化を考えれば、F1の歴史の一章の終結であるとも言える」

「これから、彼は新たな挑戦へと向かう。レッドブル・レーシングは今後も彼の助けを借りることになる。時々テストで運転してもらって、彼の幅広い経験と知識を参考にさせてもらいたいと思っている。コンサルタントとしてもチームやテクニカル・グループに関わってもらい、彼のF1の豊富な経験を十分に発揮してもらいたいと考えている。彼が暇を持て余すなんてことはあり得ないだろう」

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カテゴリー: F1 / デビッド・クルサード / レッドブル・レーシング