上海国際サーキット
F1中国GPにむけて上海国際サーキットに改修工事が求められているのは、路面の沈下が主な理由であることが明らかになった。

7年前に完成した上海国際サーキットは、去年でライセンスが失効しているため、FIAから再承認を受ける必要があり、F1中国GPは2011年カレンダーで暫定扱いとなっている。FIAによる査察は3月に予定されている。

これまで、必要な改修は路面のバンプと雨水の排水だと思われていたが、F1中国GPの主催者Juss Eventのマネージャーを務めるヤン・イビンは、3つのコーナーで地盤が沈下しており、路面にダメージがあることが大きな問題だと認めた。

「問題はありません。FIAとは連絡をとっています」とヤン・イビンは Shanghai Daily にコメント。

「我々の計画は承認されており、グランプリは予定通りに開催されるでしょう」

報道によると、ターン1、ターン8、ターン14で深刻な地盤沈下が起きているという。

上海国際サーキットは、2003年に2億4000万ドル(約194億5200万円)をかけて湿地帯に建設された。

「上海は土質が軟らかく、サーキットもその上に建設されているので、地盤沈下は普通のことです」とヤン・イビンは述べた。

上海国際サーキットのエンジニアリングマネージャーを務めるサン・リャンは、レイアウトに人工的な高低差を組み込みために「複雑な材料」を使用したと述べた。

「サーキットの一部はその地盤の上にあり、一部はそうではないので、時間が経って沈下してくるのは普通のことです」

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カテゴリー: F1 / F1中国GP