角田裕毅 F1アブダビGP決勝14位「またよく分からないペナルティ…」

フェルスタッペンのタイトルを後押しする役割を担った一方で、レース中のペナルティやマシン特性に苦しみ、最後まで難しい展開が続いた。
レッドブルでの最終戦を終えた角田裕毅は、これまでのチームでの時間を振り返り、メカニックへの深い感謝を語った。不運続きのシーズン後半だったとしながらも、「全てを出し切った」と胸を張った。
チームのために全力を尽くしたと思いますが、今の率直なお気持ちを聞かせてください。
そうですね、少なくともポイントを取りたかったんですけど、またよく分からないペナルティを受けてしまって…。まあ、正直いつものことかなと思います。でも、とにかく全力は尽くしました。
すごく抜きにくかったですし、最初はペースがあったんですけど、どういうわけかタイヤがすぐにオーバーヒートして、本当に大変でした。レース中ずっと苦しんでいました。とにかく、そんな感じです。
レッドブルで過ごした時間を振り返って、どんな思いがありますか。
メカニックたちと過ごした時間は本当に楽しかったです。彼らからのサポートは驚くほど素晴らしかったですし、時にはFP3から予選の間に大幅なセットアップ変更をお願いすることもあって、嫌われていた時期もあったかもしれません。
でも昨日ふと思ったんですけど、僕のおかげでみんなすごく鍛えられたと思いますし、すごくシャープになったはずです。きっと感謝してくれていると思います。

あなたはずっと全力を尽くしてきました。その点について、どのように感じていますか。
まあ、そうですね。今年は特に後半を振り返ると、とにかく「運」という言葉しか出てこないです。正直その言葉を使うのは好きじゃないんですけど、本当に痛感しました。
毎セッション、毎レース週末で何かしら起きていましたし、今週もピットレーンでのインシデントで自分の意思とは関係なく古いフロアに戻さないといけなかった。レース中もまた微妙なペナルティがありましたし…。本当に一度もスムーズなレースがありませんでした。
それでも全力を尽くしましたし、自分ができることは示せたと思います。
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