角田裕毅、レッドブルF1が投稿した“危険すぎるアイスバス”映像にSNS騒然

このレース後、レッドブルは角田裕毅のクールダウンの様子をTikTokで投稿したが、その内容にファンが騒然とした。
動画には、角田裕毅が電気ボックスのすぐ隣で氷水に浸かる姿が映っており、ボックスには大きく「DANGER(危険)」の警告表示。ファンの間では「レッドブルは高電圧の横で選手を氷水に浸けるチームなのか」といった投稿が拡散された。
コメント欄にはユーモラスな反応も多く、「レッドブルは職場安全管理者を雇う気はないのか、応募したい」「4か国語で警告が書かれていても足りない」「あれはマックス・フェルスタッペンじゃなくて、“マックス・ボルテージ(最大電圧)”だ」などの声が寄せられた。
また、「彼らは“正しく導電(conduct)”したいようだ」と、角田裕毅の今季の成績と掛けた巧みなコメントも登場。角田裕毅は今季、レッドブル昇格後に苦戦しており、16戦を終えてわずか18ポイント。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが236ポイントを獲得しているのと対照的だ。
それでも近戦では予選・決勝ともにフェルスタッペンとの差を詰める兆しを見せており、契約更新への望みをつなぐ。今回のアイスバス映像は“危険なジョーク”として笑いを誘ったが、角田裕毅にとって真に必要なのは、次戦での確実なポイント獲得だろう。
ユーモアの裏に見える角田裕毅の置かれた現実
一見コミカルな“ネタ投稿”である今回の映像だが、角田裕毅の現状を象徴する一幕でもある。レッドブル昇格後、角田裕毅のパフォーマンスは依然として問われており、2026年の契約更新は不透明だ。チームがSNSで角田裕毅を頻繁にフィーチャーする背景には、彼の人気とキャラクター性を積極的に打ち出す狙いもあるとみられる。
過酷な気候の中で戦うドライバーの現実と、SNS時代のチームプロモーションの境界線。その“危ういバランス”が、今回の動画に象徴されている。
@redbullracing You can never be too careful ? #f1 #yukitsunoda #funny
♬ original sound - Brody Wellmaker
カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング