角田裕毅 レッドブルF1は後任にアレックス・ダン獲得の可能性を否定せず
角田裕毅の将来に不透明感が漂うなか、レッドブルF1が後任として19歳のアイルランド人アレックス・ダンをリストに入れているとの噂がモンツァで浮上した。

マクラーレンの育成ドライバーであるダンはF2参戦中で、イタリアGPの金曜フリー走行でも存在感を示したが、ヘルムート・マルコはその可能性を否定せず、レーシングブルズの選択肢として注目を集めている。

しかし、角田裕毅の将来に不透明感が漂い、アイザック・ハジャーが2026年のレッドブル・レーシングのシート候補とされる中で、パドックの関係者は、もしリアム・ローソンが残留しなかった場合、ダンが2026年のレーシングブルズの有力候補になり得ると示唆している。

モンツァで質問を受けたヘルムート・マルコは、その可能性を否定しなかった。

ただし現時点でレッドブルは、少なくとも角田裕毅は今シーズンを走り切ると強調している。レーシングブルズのローラン・メキース代表は、角田の今季末までの安全について問われ「短く答えればイエスだと思う」と語った。

「我々はドライバーの決断について時間があると非常に明確にしてきた。シーズン中に変更するつもりはない」と彼は付け加えた。

「裕毅は直近の3戦で良いステップを踏んできた。我々は皆もっと望んでいるが、彼は良い仕事をしている。基本的に我々はレッドブル側にすべてのカードを持っていて、決断にはあと数週間、あるいは数か月かけることができる」

一方でマルコは、ホーナー退任後の落ち着いた環境がすでに効果を表していると考えている。「技術レベルでまったく異なる議論の基盤があり、それが結果に良い効果をもたらしている」と彼はSkyドイツに語った。

「裕毅もQ3で10位に入った。上向きのトレンドが見えている」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング