角田裕毅 新型フロア投入は「いくつか条件が整う必要がある」とレッドブルF1

角田裕毅はジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた初日のプラクティスを15番手で終え、最速タイムを記録したジョージ・ラッセルからは約0.8秒遅れ、マックス・フェルスタッペンからは約0.3秒遅れだった。
しかし、レッドブルのチーフエンジニアであるポール・モナハンが確認したところによると、角田裕毅はフェルスタッペンと同じフロアスペックやアップグレードをまだ受けておらず、週末中にそれを2台目のマシンに導入することを目指しているという。
「今週末に導入できるように進めているが、いくつか条件が整う必要がある」とモナハンは一部メディアに語った。
「もちろん可能であればやるつもりだし、彼に最高の装備を用意することは我々にとっても重要なことだ。今回は不運な事情があっただけだ」
モントリオールの金曜日時点でフェルスタッペンと同じパッケージを使用していなかったものの、角田裕毅はクルマのフィーリングには一定の手応えを感じていた。ただし、アップグレードの投入を強く望んでいる。
「マシンの感触はまあまあでした」と角田裕毅は語った。
「明日に向けて何かしら追加される予定になっているので、それによって少しでもラップタイムが稼げればと思っています。いわばフリーのラップタイムですね」
「それ以外では、セットアップに関しては良い進歩があったと思っています。ただ、最終的には十分ではありませんでした。なので、明日に向けてさらに改善していきたいです」

角田裕毅はレッドブルの2台目のシートに順応するのに苦戦しているが、徐々に前進を見せており、自身もQ3進出が必須だと認識している。
「絶対にQ3に進出しなければなりません」と角田裕毅は明言した。
「それが目標です。明日どうなるか見てみましょう」
「さっきも言ったように、明日には何かしら追加される予定です。それでマシンの挙動がどう変わるか、見ていきたいと思います」
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