角田裕毅 F1バーレーンGP予選「RB21は多くの集中力を必要とする」

今週末、角田裕毅はレッドブルで試練に直面した。これまでとは異なるレースエンジニアとのコミュニケーション、先週の鈴鹿で優勝したマックス・フェルスタッペンでさえ手を焼いたRB21に苦戦した。
Q1ではトラックリミット違反でタイム抹消という厳しいスタートとなった。Q3のアタックは失敗し、フェルスタッペンから0.880秒と3ポジションの差がついたが、重要な局面となったQ2では、0.208秒と1ポジションという次第点で乗り切った。2台目のレッドブルのQ3進出、そしてダブルQ3進出は今季初であり、2台で戦うことを望むレッドブルにとっての第1ミッションはクリアされた。
「Q3進出というボックスにチェックを入れることができました。僕にとっての第一歩です」
「Q1でタイムを設定できずに赤旗が出てしまい、Q3に進出するには1セットしかありませんでした。10位はドライバーとして望む順位ではありませんが、それなりに満足しています」
「プラクティスからうまくリカバリーできました。FP3での苦戦を考えると、もっと悪くなる可能性もあったので、ポジティブに受け止めたいと思います」
「このマシンでパフォーマンスを発揮するのは難しく、まだベストな方法を見つけようと学んでいるところです。このマシンがパフォーマンスを発揮するには、ウインドウ内に留まるために多くの集中力を必要とします」
「マックスが予選で7番手というのは珍しいことですが、今日、このマシンは決して簡単ではありませんでした。チームとして一歩前進しなければなりませんし、僕も努力を続ける必要があります」
「チームの一員として、これまでは少しずつ進歩してきたと思います。チームでのレースはまだ2回目です。プラクティスではロングランで良い結果を残せませんでしたが、明日は前進できると少し自信を持っています」
「少なくともマックスと私はほぼ同等の位置からスタートするので、戦略次第では何か違うことができるかもしれません。できるだけ彼に近づけるように頑張ります。ポイントを獲得したいし、たくさんのオーバーテイクをしたい、それが僕の情熱です!ベストを尽くします」

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