角田裕毅 F1中国GPのスプリント入賞は「センセーショナル」とチーム代表
角田裕毅は、2025年F1 中国GPのスプリントでレーシングブルズに今季初ポイントをもたらした。チーム代表のローラン・メキースとレースディレクターのアラン・パーメインが土曜日を振り返った。

前戦オーストラリアでは天候に翻弄されてポイントを獲得できなかったレーシングブルズだが、上海でも競争力を見せている。スプリントでは、8番グリッドからスタートした角田裕毅が、メルセデスのアントネッリなどを抑えて6位でフィニッシュ。今季初ポイントを獲得した。

続く予選でもレーシングブルズの2台は躍進。アイザック・ハジャーが7番グリッド、角田裕毅が9番グリッドを獲得した。

「我々にとっては明らかに非常に良い一日だった」とアラン・パーメインはコメント。

「まず、スプリントレースで、裕毅が素晴らしいスタートを切り、1周目で2つ順位を上げて6位になった。その後は、タイヤをできるだけ長持ちさせることに専念した。フロントタイヤのデグラデーションは皆に共通して起こったことで、我々も同様に苦しんだ。しかし、裕毅はうまく対処し、トラブルに見舞われることもなく、ポジションを失うようなこともなかった。だから、6位入賞で今シーズン初のポイントを持ち帰ることができた」

「そして自信を持って予選に臨み、タイヤの使い方をうまく管理することができた。裕毅は昨日の予選でSQ3に進出したため、1セット少ないタイヤで予選に臨んだが、両ドライバーとも素晴らしい走りを見せてくれた」

「アイザックがメルボルンでのレースで発した言葉を本当に堅実な走りで証明してくれたのは素晴らしい。2人ともQ3に進出し、明日は7番手と9番手からスタートし、ポイント獲得のチャンスは十分にある。

角田裕毅 F1

ローラン・メキースは「チーム全員が上海で過去2日間、素晴らしい仕事をしてくれた。特に、絶好調の裕毅とアイザックは、今朝のスプリントで素晴らしい走りを見せてくれた。裕毅は、速いマシンを次々と追い抜くセンセーショナルな走りで、今シーズン初のポイントを獲得した」とコメント。

「今日の午後の予選では、今週末これまでに示してきたペースをしっかりと確認することができた。そして、これほど競争の激しい中でアイザックと裕毅の両者がQ3に進出したことは素晴らしい!」

「週末はまだ終わっていないし、明日の決勝が最終テストだ。今夜はしっかり休んで、レーストラックからファクトリーまで、チーム全員でハードワークを続け、マシンから最大限の力を引き出し、両ドライバーでポイント獲得を目指す」

「最後にF1アカデミーのドライバーであるラファエラ・フェレイラも、素晴らしい今シーズンの初レースで5位に入った」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / F1中国GP / ビザ・キャッシュアップRB