角田裕毅は「レッドブルF1に証明する必要があることを知っている」とホーナー
角田裕毅は、レッドブル・レーシングのシート獲得という夢をあきらめるなと強く言われている。リアム・ローソンは、成し遂げられることの完璧な例だ。

12月のシーズン末のアブダビテストでついにレッドブル・レーシングのF1マシンで走行し、エンジニアチームを感心させる走りを見せたにもかかわらず、角田裕毅はマックス・フェルスタッペンの新しいチームメイトになることは見送られた。

11回のグランプリ出場経験を持つリアム・ローソンと比較して、角田裕毅は4年の経験があるにもかかわらず、入手可能なデータから、ニュージーランド人ドライバーの方がポテンシャルが高いと判断されたのだ。

これにより、角田裕毅はレッドブル・ファミリーのジュニアチームでまた1年を過ごすことになった。来季のチーム名は、これまでのアルファタウリ、RBを経て、レーシングブルズとなる。

また、角田裕毅はF1キャリアにおいて初めてレッドブル・レーシングのリザーブドライバーも務めることになり、マックス・フェルスタッペンやリアム・ローソンが病気や怪我に見舞われた場合、あるいはローソンが上位レベルで実力を証明できなかった場合に、代役を務めることになる。

レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、リアム・ローソンが成し遂げてきたことを角田裕毅も心に留めておくべきだと考えている。というのも、ホーナーは昨シーズン開幕当初、フェルスタッペンのチームメイトとして角田裕毅を候補として考えていなかったからだ。

レッドブル・レーシング 角田裕毅

角田裕毅と来季の彼のドライブについて、クリスチャン・ホーナーは次のように語った。「彼は、自分にチャンスを与えるに値することを証明したいと語っていた」とメディアに語った。

「リアサスペンションやギアボックスなど、使用が許可されている部分を活用することで、レーシングブルズチームは再び前進できるだろう」

「チームと新しい経営陣が成熟すれば、自然と前進するだろう」

「そして、彼は非常に決意が固い。物事は非常に早く変化することを彼は知っている。9か月前、2025年のドライバーとしてリアム・ローソンについて語っていると誰が思っただろうか?」

「この業界では物事は早く変化する。彼はそれを理解しており、自分がその扉を叩いていることを証明する必要があることを知っている」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング