角田裕毅 レッドブルF1昇格の憶測も「自分にできることにフォーカスするだけ」
角田裕毅は、ここ数か月で続いているレッドブル・レーシングへの昇格についての憶測について自身の見解を語った。

セルジオ・ペレスがレッドブル・レーシングで期待された成績を収めていたことから、早ければ夏休み後に解雇されるとの噂があったが、レッドブルは後半戦もペレスの続投を決定。同時に同じように将来を不確実だったダニエル・リカルドの続投も決定され、レッドブルの2チームのドライバーに変化なく後半戦を迎えた。

角田裕毅は、レッドブルのジュニアチームであるRBを牽引しており、前半戦に22ポイントを獲得した。特にセルジオ・ペレスよりも良いパフォーマンスを示してきたが、レッドブルは決して真剣に角田の昇格を検討しているようには見えない。

F1オランダGPの記者会見で、今シーズン後半戦は、2025年にマックス・フェルスタッペンの隣で走るべきであることをチームに証明するチャンスだと考えているかと質問された角田裕毅は「そうですね、そういうことは、過去3年間と同じです」と答えた。

「レッドブルだけでなく、他のチームにも証明したいのであれば、そういうことはいつもと同じです。つまり、多くの憶測がありますが... 僕がやることは同じで、僕のコントロールできることではありません。だから、ベストを尽くして、自分にできること、集中できることにフォーカスします」

角田裕毅 F1

RBは今年、ブランドの再構築とアイデンティティの変更を行い、ジュニアチームというよりも、独自の目標を持つチームへと変化した。

角田裕毅は、ファエンツァを拠点とするチームに4年間在籍しており、2025年も残留することが決定s知恵いる。

ジュニアチームから現在のチームへと変化したことをどのように見ているかと質問された角田裕毅は「僕にとっては、カラーが違うだけです」と答えた。

「エンジニアやメカニックはチーム内でほとんど変わっていないと思います」エンジニアは最近数名がチームに加わりましたし、僕も多くの新しい顔ぶれを見ました」

「でも同時に、特にローランやフランツのような、彼らの考え方やチームをどう作りたいかという点では、彼らには間違いなく共通点があると感じます。だから、まったく新しいチームという感じはしません。同時に、そういった相乗効果もあると思います。よくわかりませんが、そういった新人やその他をこれ以上連れてくるのではなく、パフォーマンスにより重点を置くということです。それは正しいことではないと思います」

「ただ、どうでしょう、明らかに彼らは依然としてパフォーマンスを求めていると思います。レッドブルの環境としては、彼らは常にそうでした。だから、必ずしもそれらのことが変わったとは思っていません」

「そうですね、ダニエルが加入して、彼の豊富な経験を活かして、経験豊富なドライバーがグランプリウィナーとして僕たちのチームに加わったような状況はあまりないと思います。彼らはそのような状況が起こることを決して好んでいませんでした。ですから、それらの出来事の後、状況は変わったように見えますが、実際には相乗効果はほとんど同じだと思います」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB