角田裕毅には「まだまだポテンシャルはある」とRB F1チーム代表が期待
角田裕毅との契約を2025年シーズンまで延長したRB F1チーム代表のローラン・メキースは、角田のさらなる活躍に自信を持っている。

角田裕毅は、2024年シーズンのこれまでのところ、際立った活躍を見せているドライバーの1人であり、今年9レース中5レースでポイントを獲得し、チームメイトのダニエル・リカルドを総じて上回っている。

ローラン・メキースは、角田裕毅が昨年から今年にかけての進歩に感銘を受けているが、チームは24歳のドライバーにさらなるポテンシャルを見出しており、それを引き出したいと考えている。

「我々が夜眠れないのは、今後数週間、数ヶ月、数年間にわたって、裕毅がさらなるステップを確実に踏み出せるような環境を確保することだ」とメキースはRACERに語った。

「あるいは、それ以上のステップだ。我々は彼に今止まってほしくない。裕毅にはまだまだポテンシャルがあると思っている」

「彼はすでに信じられないほどのレベルに達しているが、我々が考えているのは、彼が示しているものにはまださらなるポテンシャルがあるということだ。だから、建設的なダイナミズムと攻撃性をうまく組み合わせ、彼からそうしたステップを確実に引き出すようにしなければならない」

角田裕毅 RB・フォーミュラワン・チーム

角田裕毅自身も前進は必ずやってくると確信しており、RBで前チームのフランツ・トストからメキースへの交代がスムーズに進み、自身のパフォーマンスにも役立ったと感じている。

「チーム代表として、正直に言うとフランツとローランは非常に似ていると感じています」と角田裕毅は語った。「彼らは僕に多くのことを与えてくれます。毎朝会うたびに自然な会話を交わし、2人から多大なサポートを感じています。本当に感謝しています」

「チームとしてポジティブな変化の一つは、エンジニアリングチーム全体とメカニックがお互いにもっと結びつくようになったと感じられることです。ローランが実現したい哲学は、おそらくフランツとは異なるアプローチであり、チームの結束を少し強めるのに役立ちました」

「僕にとって、そのつながりはとても重要で、とても大切にしています。同じ方向に向かってチームとして働くためのモチベーションを高め、細部に至るまで同じ認識を共有することができます。僕もそのような意識で取り組んでいます」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ビザ・キャッシュアップRB