角田裕毅 「契約のことを考えてF1を楽しむことを忘れていた」
角田裕毅は、2022年シーズンはアルファタウリF1の契約を獲得するためのストレスから「レースを楽しむことを忘れてした」と明かした。

角田裕毅は2021年のF1デビューシーズンでクラッシュや一貫性の欠如など厳しい状況に陥り、シーズン途中にアプローチを変更し、イタリアを拠点とするアルファタウリF1チームに近いファエンツァへの移住を余儀なくされた。

23歳の角田裕毅は、2022年までチームに残留すために必要な改善を示したが、アルファタウリF1のフォームが低迷する中で、昨年は「契約のストレス」に悩まされ、その代償も大きかったと打ち明けた。

アルファタウリとの3シーズン目の契約が決定したのは9月下旬のことだったが、この契約は、角田裕毅の楽しみを奪い、パフォーマンスに影響を与える大きな障害になっていたという。

「もちろん、全力を尽くしていたけど、振り返ると、特に昨年のアゼルバイジャンと日本の間は契約がなかったので、長い間、気が散ってしまうことが多かった」と角田裕毅は明かした。

「あの時は、F1を楽しむことを忘れていました。ただ、契約を取るためにチームのためにドライブしているような気がして、そうなってはいけないと思っていました」

「振り返ってみると、シーズン前半にいい結果を出していたときは、本当にその瞬間を楽しんでいました。それが一番大事なことだと感じました」

「契約については考えたくないものです。契約のためにドライブしているのではなく、このポジションにいる以上、最高のパフォーマンスを見せるためにドライブしています。自分が最高のドライバーの一人であることは今でも信じているし、それを結果とドライビングによって示し、証明したいと思っています」

角田裕毅は、この気づきによって、2023年シーズンに向けて気持ちを切り替えることができたという。023年シーズンは、成績不振のアルファタウリにとって新たな大きな挑戦となっている。

経験豊富なチームメイトのピエール・ガスリーがアルピーヌF1チームに移籍したことで、角田裕毅はアルファタウリのシニアドライバーとして注目されている。しかし、そんな期待とは裏腹に、角田はリラックスした気持ちで今年を迎えている。

2023年これまでの成績は角田裕毅が新たに見出した安定性を反映しているようで、メルボルンとバクーでは10位、それ以外の3レースでは11位でフィニッシュし、アルファタウリの唯一のポイントを獲得している。

「レースキャリアにおいて、過去数年間に感じていたよりもはるかに楽しいと感じています」と角田裕毅は説明した。

「実際、僕はレースが自分にとってどれだけの意味を持っているか、そして、F1が僕にとってどれだけの意味を持っているかをわかっていますが、2年前には今ほどそれを感じていませんでした」

「昨年はレースごとにもっとやれるのにと感じていました。予選でもそんなことを感じたし、特に3年目は何が起こってもおかしくない。そんなことを続けていればシートを失ってしまいます」

「だから、ある意味で、自分にとってF1やモータースポーツがどれほどの意味を持つのか、改めて考えることができました。そして、オフシーズンの休みの日にそのことを考えたら、何かが変わりました」

角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ F1

「ドキュメンタリーを何本か見たましたが、F1でフルパフォーマンスを発揮できず、もうそこにはいないという後悔をたくさん抱くような男にはなりたくない。その考え方が僕を強くし、今はプロとして自分自身を本当に変える時だと思っています」

「変わろうともしていませんでした。ただできるだけリラックスすることを心がけています。いつものように快適に、でも同時に、すべてのレースを楽しみ、良いパフォーマンスと全力を尽くていきます」

「変化しようともしなかった。できるだけリラックスしようと努めただけだ。いつものように快適に、同時にすべてのレースを楽しんで、良いパフォーマンスを発揮し、全力を尽くしています」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / スクーデリア・アルファタウリ