角田裕毅、同士討ちを反省 「ガスリーを抜く別の機会を待てばよかった」 / F1イギリスGP
角田裕毅は、F1イギリスグランプリでスクーデリア・アルファタウリのチームメイトであるピエール・ガスリーとのクラッシュの責任を負っている。

スクーデリア・アルファタウリのデュオは、ヴィレッジ(ターン3)でシンクロナイズドスピンを披露。角田裕毅がAT03のコントロールを失い、その過程でピエール・ガスリーをスピンさせた。

2台はともに車にダメージを負い、角田裕毅は完走中最下位となる14位でフィニッシュしたが、ピエール・ガスリーは、クラッシュでのリアウイングにダメージを負ったことが原因でリタイアを余儀なくされた。

角田裕毅は「ガスリーを抜くのに、別の機会が来るのを待てばよかったと思います。コーナーへの進入スピードは良かったので、抜けられると思いました。また、ピエールがドアを閉めるとは思っていませんでした。僕のミスです」と記者団に語った。

「主にチームに申し訳なく思います。その後、クルマにダメージを与え、ドライブするのが非常に難しくなり、残りのレースは非常に困難でした」

ピエール・ガスリーはレース中にブラック&オレンジフラッグを提示され、損傷したリアウィングの作業のためにピットに入ることを余儀なくされた。しかし、損傷の範囲により、ガスリーは車を引退させることが唯一の選択肢だったと言語った。

ブラック&オレンジフラッグの提示について質問されたピエール・ガスリーは「リアウィングが適切に機能していなかった。リアウィングの一部が欠けていて、そこにぶら下がっていたので、リタイアしなければならなかった」と述べた。

ピエール・ガスリーはチームメイトである角田裕毅との衝突について詳細に話し合う気にはなれなかったが、特に両方がポイント内を走っていたため、それは「不要」なものだったと語った。

角田裕毅にヒットされたことでリアウイングが損傷したのかと聞かれたがピエール・ガスリーは「そうだね。裕毅との接触でだ」とコメント。

「今はそれについて話したくはないけど、内部で話す必要がある。僕たち二人ともポイント圏内にいた訳だからね」

「それは明らかに不必要な事件であり、それについてとにかく失望した」

レース後の夜、角田裕毅はソーシャルメディアで接触について改めて謝罪した。

「今日のピエールとの接触について、チーム、ファクトリーの人たち、ファン、そして、特にピエールに心から謝罪します」と角田裕毅は投稿。

「完全に僕のミスです」

「オーストリアにはより強くなって戻ってきます」


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