角田裕毅 「F1マシンを初めて運転したときは少し怖かった」
角田裕毅は、F1マシンを初めて運転したときは“少し怖かった”と振り返る。

2020年11月に角田裕毅は、イモラ・サーキットでのテストでF1マシンでの初走行の機会を与えられた。アルファタウリは、当時F2でレースをしていた角田裕毅がFP1セッションの走行に必要なF1スーパーライセンスを取得するための走行距離を達成できるようにテストを手配した。

F1に到着することはルーキーにとって大きなステップとなるが、角田裕毅はウェットコンディションで初めてF1カーを走らせたときに間違いなくそれを感じた。

角田裕毅はF1スーパーライセンス取得に必要な300キロを走破したが、特に気象条件を考えると、2018年仕様のアルファタウリに初めて乗り込んだときは少し緊張していたと語る。

「少し怖かったですね」と角田裕毅はRacingNews365.comに語った。

「最初のセッションは少しウェットコンディションでした。完全に濡れてはいませんしたが、少し濡れていました。イモラで初めてだたので、少し怖かったです」

「1周目ですぐにセッションを失いたくなかったので、少し怖かったです」

それでも、角田裕毅は数周で恐怖感はなくなり、F1カーのステアリングを握る体験をとにかく楽もうとしたと語る。

「3周した後、恐怖感はなくなりました」と角田裕毅は語る。

「F1カーを楽しむということの方が大きかったです。特に、F1カーのブレーキ性能と加速には本当に感銘を受けました。これはF2と比較しても信じられないほど素晴らしいものでした」

「F1の初日のことは今でもはっきりと覚えています」

テストの後、アルファタウリは2021年に角田裕毅をF1チームに昇格させることを決定。F1でのデビューシーズンに角田裕毅は32ポイントを獲得してドライバーズランキングを14位で終えた。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / スクーデリア・アルファタウリ