角田裕毅 「ヘルムート・マルコとの電話が楽しい会話になるとは思わない」
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ヘルムート・マルコはレッドブルのドライバープログラムを担当している。レッドブルのシステムは、長年にわたってセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツといったF1ドライバーを輩出してきた。
そして、ヘルムート・マルコの最新の有望株は角田裕毅だが、悲しいことにアルファタウリ・ホンダのF1ドライバーとして最高のスタートを楽しんでいない。
9位で終えた開幕戦F1バーレーンGP、7位で終えたF1アゼルバイジャンGPなど、角田裕毅の才能を垣間見ることができた週末はあったが、それ以外はコストのかかるミスが大きな欠点となっている。
最新のミスはF1フランスGPでの予選Q1でのクラッシュだり、角田裕毅はヘルムート・マルコがF1シュタイアーマルクGPに先立って彼に電話をかけてきたときに"楽しい”会話になるとは思っていないと語る。
「ヘルムートと今夜8時に話します」と角田裕毅はオーストリアで記者団に語った。
「アゼルバイジャン以来話をしていません。楽しい会話になるとは思っていません」
角田裕毅がレッドブルに自分自身を証明するのは、クリーンな予選セッションが鍵となり、彼はより“リラックスした”アプローチがそれを達成するのに大いに役立つことを望んでいる。
「通常、僕はいつもQ1の初めから強くプッシュする傾向がありますが、そうする必要はありません」と角田裕毅は語った。
「僕たちのクルマは一貫して良いペースを持っているので、それをする必要はありません。いつもQ3に進めるポテンシャルがありますが、僕はいつも最初からプッシュする傾向があります。最初のプッシュです」
「最近、過去3レースで、同じ理由で2つのミスを犯しました。最初のプッシュから強くプッシュしすぎたためです。それで予選全体が早期くに終了しています。もう少し気楽にいかなければなりません。異なるアプローチを取り、もっとリラックスするようにしなければなりません。また、ブルドアップして、FP1からも自信を持つことも重要だと言えます」
「そのアプローチがどのように機能するかを見ていきます。自分のアプローチを変えなければならないのは間違いないですし、二度とミスをしたくはありません。でも、それでも、可能な限り良い結果を得るために予選でプッシュする必要があります。自分のアプローチを変えなければならないのは間違いないです」
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