レッドブルF1のヘルムート・マルコ、角田裕毅を叱責「規律を示すことを学ぶ必要がある」 / F1モナコGP 木曜フリー走行
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1モナコGPのFP2でガードレールに接触してマシンんを損傷させてセッション終了を余儀なくされたアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅に怒りをあらわにした。

前戦F1スペインGPの言動によるネガティブなイメージを引きずったまま迎えたF1モナコGPを迎えた角田裕毅は、開幕戦以来、クリーンな週末をまとめることができていない。

角田裕毅は第2戦F1エミリア・ロマーニャGPでの予選Q1でのクラッシュを喫しており、モナコでの接触によるセッションの早期切り上げはヘルムート・マルコの怒りを買うことになった。

モナコ初走行となった角田裕毅はFP1で10番手タイムを記録したが、FP2ではプールサイドセクションの先でガードレールに接触してAT02のスペンションを損傷。時間内に修復できず、11周の走行に留まった。

レッドブル陣営は角田裕毅に適切な走行距離を走り込むこと優先して、危険なトラックの境界は避けてドライビングするよう警告しており、それを守らずに接触事故を起こしたことにヘルムート・マルコの堪忍袋の緒が切れた。

「我々は彼に何千回も話をした。モナコで重要なのはひとつだけだ。距離をあけろ、距離をあけろ、距離をあけろ」と怒ったヘルムート・マルコは記者団に語った。

「彼は本当に何らかの規律を示すことを学ぶ必要がある」

角田裕毅は、事故の前にそこまで強くプッシュしていたわけではないが、誇りとタイヤのデグラデーションの組み合わせによってガードレールに流れてしまったと考えている。

「エントリーではあまりハードにプッシュしていたわけではありません。グリップが失ってしまったんだと思います」と角田裕毅は説明した。

「あそこでは多くのデグラデーションがあり、風かなり多くの誇りが舞っていたと思います」

「ターン15とターン16の間でリアを完全に失い、ウォールにぶつけてしまいました。それで、セッションを終えなければなりませんでした」

事件にもかかわらず、角田裕毅はまだ希望は捨てていないと語る。

「土曜日のために2セットのソフトがあるので、最悪のケースでも、世界の終わりでもないと思っています」と角田裕毅は語った。

「ただ、土曜日に向けてもっと準備をして、すべてをまとめる必要があります」

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