元F1王者デイモン・ヒル、角田裕毅の発言を批判「一線を踏み越えた」
元F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルは、F1スペインGPでの角田裕毅の態度に感銘を受けていないと語る。

F1スペインGPで厳しい週末を過ごし、最終的にはマシントラブルでリタイアを喫した角田裕毅は、予選をQ1で敗退した後の批判的なコメントが、所属チームへのアルファタウリ・ホンダF1へのリスペクトに欠けるとして大きな波紋を生んでいる。

マシンを手なずけることができていない角田裕毅は、自分に与えられているマシンがチームメイトのピエール・ガスリーと同じではないと疑問に思っているという表現でインタビューに答えた。しかし、F1界ではその発言が大きな問題と捉えられている。

デイモン・ヒルは、そういったコメントが角田裕毅のF1での将来の見通しを損なうかもしれないと考えている。

「F3やF2でお金を払って走っているのであれば、実際にチームを批判することができる」とデイモン・ヒルは F1 Nation のポッドキャストで語った。

「だが、F1にいるときは、実際にドライブにお金を払うことはあまりないし、チームのために働いている。彼はその一線を踏み越えた」

「そして、彼はマーティン(ブランドル)とジェンソン(バトン)の両方から、F1での振る舞い方ではないと叱責された」

「もう彼はF2で走っているわけではない。学ぶべきことがたくさんある。F1に到達したら、それは小さな人生の教訓がたくさんある。もはや運転することだけではない」

バーレーンでの素晴らしいF1デビュー後、角田裕毅はそのフォームを再現するのに苦労している。一連のミスを犯し、無線メッセージはヘルメットの下に多くの欲求不満があることを示している。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / トロロッソ / スクーデリア・アルファタウリ