角田裕毅、F1デビュー戦で9位入賞も「もっとインパクトを与えたかった(笑)」
角田裕毅が、F1デビュー戦となった2021年のF1バーレーンGPを振り返り、ホンダF1のインタビューに答えた。
アルファタウリ・ホンダとF1デビュー戦を迎えた角田裕毅は、スタートでややポジションを下げたものの、ターン1とターン4で見事なオーバーテイクを披露し、順位を取り戻していく。
角田裕毅は、15周目に最初のピットストップを行い、ミディアムタイヤからハードに交換。続いて33周目に2度目のタイヤ交換で、再びハードタイヤを装着した。
角田裕毅は最終ラップまで攻め続け、最終コーナーでストロールをオーバーテイク。9位入賞を手にして、デビュー戦でのポイント獲得を果たした。日本人ドライバーがデビュー戦でポイント獲得を果たすのは史上初めてとなる。
デビュー戦を終えた今の気持ちを聞かれた角田裕毅は「ポイント獲得で終われて、チームのためにも、自分のためにも、すごく自信のつくレースだったかなと思います」とコメント。
「正直、スタートで順位を落としすぎてしまって、そこから挽回のレースがほとんどで、僕が掲げていた目標には届かなかったんですけど、最低限9位でポイントを取れて、本当によかったなと思います」
当初の目標はどのあたりに設定していのだろうか?
「正直、フリー走行の時から言うと全然高かったんですけど、予選のQ2で失敗してしまって、そこからトップ8かトップ7に目標をスイッチししました。可能ではあったんですけど、やっぱりスタートで 大きくロスした部分が響いてしまって、最終的に9位になってしまったので、ある意味ポジティブに捉えるところもあって、 ネガティブもあって、学びの面ではすごく濃いレースだったかと思います」
決勝では、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソといった猛者たちを華麗にオーバーテイクしてみせた。
「特にフェルナンド・アロンソ選手を抜いた時が、少しグッとくるところがあったかなと思います」と角田裕毅は語る。
「12~3年前に初めて彼を富士スピードウェイのF1で見て、そこから自分的には彼が一番上手い選手ですし、もちろんマシンなどの状況は違えど、彼を抜けたことで、そこで初めてF1ドライバーとして走っているという少し実感がわいて…。アロンソ選手を抜いた時が印象深いかなと思います」
9位入賞は日本人として初のデビュー戦ポイントを獲得となるが、うれしいかったか?もっと行けたと思うか?との質問にには「どっちもですね」と角田裕毅は語る。
「ポイントを取れたことに少しほっとしている部分はありますが、ほとんどは悔しい思いですね。もうちょっとデビューでインパクトを与えたかったんですけど(笑)。そこは叶わず。ただ、逆にこれからどんどん成長していく姿を皆さんとチームにも見せたいです。これから楽しみです」
強みとして語っていたブレーキングやタイヤマネジメントといった持ち味は出せたかとの質問には「ブレーキングでは果敢に攻められて、他のドライバーを自信持って抜いていくことができました」と角田裕毅はコメント。
「ただオーバーテイク面ではバックミラーとか 速さの違いで感覚が違って、一発で仕留めきれないときがあったのですが、あまりそういう経験がなかったので、やっぱりF1、ドライバーも一流なので。そこはある意味新しい経験になったので、 これからこの悔しさなどを糧にしてまたさらに成長していけると思います」
また、F1ドライバーとして戦っていけるという確信は持てたかという質問には「僕はもともと、F1ドライバーとして戦えるという自信を持って最初から来ていますし、経験等を一つ一つ大事にして、ミスを恐れずにアグレッシブに攻めて、いっぱいドライバーを負かしていきたいなと思います」と力強く語った。
次戦はアルファタウリ・ホンダのホームレースとなるイモラだ。目標はトップ5だと角田裕毅は語る。
「イモラは、もっと目標が高くて、自信を持って戦っていきたいです。今度は、Q2でミディアム-ミディアムというシチュエーションではないと思うので、思い切って行って、トップ5には食い込んでいきたいなと思います」と角田裕毅は語る。
「トップ5に入れたら、今日のレースよりも満足できると思いますけど、目標を高く持って、なおかつ今日の反省点と今週の反省点を忘れずに、一つずつ改善しながら取り組んでいきたいと思います」
最後に日本のファンにむけて角田裕毅は次のようにメッセージを送った。
「深夜となってしまいましたが、応援本当にありがとうございました。自分のところへメッセージは届いていますし、日本の皆さんに期待されているということが分かります。でも、自分はそれをプレッシャーとは受け取らずに、力になっていますし、日本の皆さんと一緒に悔しさや喜びを共有しながら戦っていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」
「今回は少しインパクトは薄いけど、ポイントを取れて 最低限皆さんの前で結果を出せたかなと思うのですが、 次は皆さんをもっと驚かせたいですし、喜ばせたいので、もっと頑張っていくので、応援よろしくお願いします」
カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / F1バーレーンGP / スクーデリア・アルファタウリ
アルファタウリ・ホンダとF1デビュー戦を迎えた角田裕毅は、スタートでややポジションを下げたものの、ターン1とターン4で見事なオーバーテイクを披露し、順位を取り戻していく。
角田裕毅は、15周目に最初のピットストップを行い、ミディアムタイヤからハードに交換。続いて33周目に2度目のタイヤ交換で、再びハードタイヤを装着した。
角田裕毅は最終ラップまで攻め続け、最終コーナーでストロールをオーバーテイク。9位入賞を手にして、デビュー戦でのポイント獲得を果たした。日本人ドライバーがデビュー戦でポイント獲得を果たすのは史上初めてとなる。
デビュー戦を終えた今の気持ちを聞かれた角田裕毅は「ポイント獲得で終われて、チームのためにも、自分のためにも、すごく自信のつくレースだったかなと思います」とコメント。
「正直、スタートで順位を落としすぎてしまって、そこから挽回のレースがほとんどで、僕が掲げていた目標には届かなかったんですけど、最低限9位でポイントを取れて、本当によかったなと思います」
当初の目標はどのあたりに設定していのだろうか?
「正直、フリー走行の時から言うと全然高かったんですけど、予選のQ2で失敗してしまって、そこからトップ8かトップ7に目標をスイッチししました。可能ではあったんですけど、やっぱりスタートで 大きくロスした部分が響いてしまって、最終的に9位になってしまったので、ある意味ポジティブに捉えるところもあって、 ネガティブもあって、学びの面ではすごく濃いレースだったかと思います」
決勝では、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソといった猛者たちを華麗にオーバーテイクしてみせた。
「特にフェルナンド・アロンソ選手を抜いた時が、少しグッとくるところがあったかなと思います」と角田裕毅は語る。
「12~3年前に初めて彼を富士スピードウェイのF1で見て、そこから自分的には彼が一番上手い選手ですし、もちろんマシンなどの状況は違えど、彼を抜けたことで、そこで初めてF1ドライバーとして走っているという少し実感がわいて…。アロンソ選手を抜いた時が印象深いかなと思います」
9位入賞は日本人として初のデビュー戦ポイントを獲得となるが、うれしいかったか?もっと行けたと思うか?との質問にには「どっちもですね」と角田裕毅は語る。
「ポイントを取れたことに少しほっとしている部分はありますが、ほとんどは悔しい思いですね。もうちょっとデビューでインパクトを与えたかったんですけど(笑)。そこは叶わず。ただ、逆にこれからどんどん成長していく姿を皆さんとチームにも見せたいです。これから楽しみです」
強みとして語っていたブレーキングやタイヤマネジメントといった持ち味は出せたかとの質問には「ブレーキングでは果敢に攻められて、他のドライバーを自信持って抜いていくことができました」と角田裕毅はコメント。
「ただオーバーテイク面ではバックミラーとか 速さの違いで感覚が違って、一発で仕留めきれないときがあったのですが、あまりそういう経験がなかったので、やっぱりF1、ドライバーも一流なので。そこはある意味新しい経験になったので、 これからこの悔しさなどを糧にしてまたさらに成長していけると思います」
また、F1ドライバーとして戦っていけるという確信は持てたかという質問には「僕はもともと、F1ドライバーとして戦えるという自信を持って最初から来ていますし、経験等を一つ一つ大事にして、ミスを恐れずにアグレッシブに攻めて、いっぱいドライバーを負かしていきたいなと思います」と力強く語った。
次戦はアルファタウリ・ホンダのホームレースとなるイモラだ。目標はトップ5だと角田裕毅は語る。
「イモラは、もっと目標が高くて、自信を持って戦っていきたいです。今度は、Q2でミディアム-ミディアムというシチュエーションではないと思うので、思い切って行って、トップ5には食い込んでいきたいなと思います」と角田裕毅は語る。
「トップ5に入れたら、今日のレースよりも満足できると思いますけど、目標を高く持って、なおかつ今日の反省点と今週の反省点を忘れずに、一つずつ改善しながら取り組んでいきたいと思います」
最後に日本のファンにむけて角田裕毅は次のようにメッセージを送った。
「深夜となってしまいましたが、応援本当にありがとうございました。自分のところへメッセージは届いていますし、日本の皆さんに期待されているということが分かります。でも、自分はそれをプレッシャーとは受け取らずに、力になっていますし、日本の皆さんと一緒に悔しさや喜びを共有しながら戦っていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」
「今回は少しインパクトは薄いけど、ポイントを取れて 最低限皆さんの前で結果を出せたかなと思うのですが、 次は皆さんをもっと驚かせたいですし、喜ばせたいので、もっと頑張っていくので、応援よろしくお願いします」
カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / F1バーレーンGP / スクーデリア・アルファタウリ