フランク・ウィリアムズ
ウィリアムズの代表であうフランク・ウィリアムズは今シーズン、F1の歴史で最も長い間F1に関わった人物となる。2008年のF1 モナコGPは、フランク・ウィリアムズにとって、通算600戦目となる。ウィリアムズの歴代ドライバーがフランク・ウィリアムズに祝福のコメントを寄せた。

フランク・ウィリアムズは「ほとんどの人々が予想するだろうけど、600戦に達するということは私にとっては非常に小さなことだ! だが、この40年間レースをして、多くの輝かしい瞬間であったことを認めなければならない。また、非常に悲しみも瞬間もあった。ほとんどの時間はとても楽しい経験だったよ。もし私が40歳若ったら、今日まで歩んできた道のりを再び歩むだろうね」と語った。

パトリック・ヘッド (エンジニアリングディレクター)
「フランクにとって600戦目を迎えるということは、ものすごい業績だよ。こんな言い方は古臭いのかもしれないが、彼はF1をはじめとするモータースポーツを本当に愛しているんだ。そしてその精神こそが長生きの秘訣だと思う。」

「私は1975年の11月にフランクに雇われた。それから今まで、彼が変わったとは感じない。もちろん1986年の事故によって身体的に変化が生じたことは除いてだ。初めて一緒に働き始めたとき、フランクは、ティガー(クマのプーさんに出てくるキャラクター)のようだったと驚いた。熱意、そして興奮の塊だったんだ。その後、彼は事故に遭った。それからの彼はより思慮深く、より戦略家になった。それがチームに利益をもたらしたんだと思う。モナコで行われる600戦目の祝賀会で、フランクは最も興味をもたない人物になるだろうね。彼は来るべき将来のことを考えるのに忙しいはずだよ!」

ニコ・ロズベルグ
「フランクの600戦参戦はすごい記録だし、最長参戦なんて驚くべきことだよ。彼がこのスポーツを始めた時に僕は生まれてなかったけど、彼は当時と同じ情熱を持っているはずだよ。力強い歴史を持つ彼のチームの一員になれて最高だね。彼が将来もたくさんの素晴らしいレースを展開することを願っている」

中嶋一貴
「600戦は本当に素晴らしい業績ですね。フランクのチームの一部となって、彼とともに祝えることを誇りに思います。僕がこの記録を破る可能性は低いですが、できるだけ長くウィリアムズと一緒に戦いたいと思います」

アラン・ジョーンズ (1980年ウィリアムズ・ワールドチャンピオン 60戦、11勝)
「フランクがこの記録を達成すると信じていた。彼がこのスポーツに捧げてきた気力やエネルギー、情熱には常に驚かされていた。ほとんどの人は、燃料切れになるんだがね!」

「私はウィリアムズのことを家族のように思っている。私はチームとともに成長したし、チームも同じであったと思いたい。私たちは、一体となってうまく協力し、結果を出していた。フランクとパトリックは信じられないほどプロフェッショナルな人物だ。彼らはレースのためならば、茨の道も歩いていくだろう。さらに記録を伸ばすために、彼ら全員の幸運を祈っている」

ケケ・ロズベルグ (1982年ウィリアムズ・ワールドチャンピオン 62戦、9勝)
「600戦なんて想像もできない数字だ。私は引退後も数戦に来ているとはいえ、114戦で引退したんだ。しかし、フランクは40年近く参戦し続けている。これには、ただ驚くのみだ」

「彼は非常に他に類を見ない人物だ。彼はレースの本質のためにモータースポーツへ足を運ぶチーム代表として、最後の人物になっている。彼には最高のチームがついており、ウィリアムズが再び勝ち始めることを願っている。それこそ、彼にとって唯一の重要事項だからだ」

ネルソン・ピケ (1987年ウィリアムズ・ワールドチャンピオン 31戦、7勝)
「おめでとう、フランク!もしフランクが事故に遭わなければ、私ももう少し長くウィリアムズにいれたかもしれないと思うこともあった。そうすれば、私たちは多くの選手権を一緒に獲得できただろうね」

ナイジェル・マンセル (大英帝国四等勲士、1992年ウィリアムズ・ワールドチャンピオン 95戦、28勝)
「多くの成功によって彩られた最高の功績だ。ウィリアムズの歴史の一部になれたことを誇りに思っており、私にとっては栄誉なことであった」

アラン・プロスト (1993年ワールドチャンピオン 16戦、7勝)
「フランクは賞賛と尊敬に値する人物だ。これは彼のキャリアだけではなく人間性も含めて言えることだ。彼ほど情熱的ですべてをモータースポーツに捧げている人物はいない。彼はF1界にいる人間が手本とすべき人物だ」

デイモン・ヒル (1996年ワールドチャンピオン 65戦、21勝)
「僕はフランクが王様のように見えるよ。ウィリアムズチームは彼の軍隊で、パトリック(ヘッド)が将軍、そしてイングランドのために炎を吐くフェラーリ・ドラゴンに戦いを挑んでいる。でも、そうなったら僕は彼に仕える騎士の1人になるかな! それともその他大勢の騎士かな? どちらにせよ、フランクは驚くべきファイターだよ。ストイシズムが服を着て歩いているような、素晴らしい人物だ。彼のチームのためにドライブできたのは大変に名誉なことだった。そして参戦600戦目でも変わらず優勝を狙っている。フランクとチームの今後の成功を祈っているよ」

ジャック・ビルヌーブ (1997年ワールドチャンピオン 49戦、11勝)
「フランク、おめでとう。一生懸命働くことと情熱的であることには報いがある。ワールドチャンピオンとF1での最も楽しかった時間をありがとう」

デビッド・クルサード (1994年〜95年 25戦、1勝)
「彼は素晴らしい人間だ。非常に知性的でありながら、謙虚で、そして何よりもレーサーそのもののような人だ。彼は若いドライバーに賭けることを恐れていないし、それこそ彼が僕にしてくれたことだ。僕のF1でのキャリアは彼なくしてはありえなかったよ」

ジェンソン・バトン (2000年 17戦)
「彼が1999年にテストの機会を与えてくれたことで、F1にステップアップすることができた。彼に対して感謝の念で一杯だ。2000年は、僕にとっては学習をし続けた年でもあり、彼とパトリックは非常に辛抱強く付き合ってくれた。本当にいくつかの素晴らしいレースをすることができたよ」

ニック・ハイドフェルド (2005年 13戦、3度の表彰台)
「フランクのことを考えると、さまざまなことが思い浮かぶよ。最初に思い浮かぶことは、まだ下位カテゴリーで僕がレースをしていたとき、彼のチームはF1を圧倒していたんだ。何度もワールドチャンピオンを獲得して、フランクはその中心にいた。その後2005年に僕は彼のためにレースをしていた。僕は彼が与えてくれたチャンスに本当に感謝している。僕とアントニオ・ピッツォニアの間でよくあるシート争いが勃発した。そのときフランクは僕に対して率直でそして正直でいてくれた。そして最後には僕にステアリングを握るチャンスをくれたよ。F1参戦600戦というのは考えられないような記録だ。フランク、おめでとう。今後の幸運を祈っています!」

マーク・ウェバー (2005年〜06年 36戦、1回の表彰台)
「このパドックにいる人間はフランクから多くのことを学べるだろう。彼は粘り強さと断固とした意志を持ったレーサーだね。僕は彼が達成したことを心から尊敬する」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング