ウィリアムズ F1シンガポールGP予選で両車失格の見通し DRS違反が発覚

アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツは、日曜のマリーナベイ・サーキットで行われる決勝に向けて、意外にも控えめな12番手と13番手という結果で予選を終えていた。
しかし、両者のマシンが予選後の車検に不合格となり、スチュワードの審議対象となっている。
DRSフラップの検査の際、両マシンのリアウイング外側部分で、許容されている最大開口量85mmを両側で超過していたことが確認された。
技術規定違反は通常、白黒はっきりした問題であり、失格処分が下されるのが通例だ。
この出来事は、サインツが前戦アゼルバイジャンGPでウィリアムズ加入後初の表彰台を獲得した直後のレースで起きた。
サインツはプラクティスを通じて再び好調な走りを見せ、ペース面でアルボンを上回り、トップ10入りのチャンスも十分にあった。
しかしウィリアムズはQ1でもQ2でも苦戦し、さらに予選後の車検不合格がチームの失望に拍車をかける結果となった。
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