ウィリアムズF1、アルボン3番手&サージェント5番手の好スタート
ウィリアムズ・レーシングは、2023年F1第11戦イギリスGP初日のフリー走行で、アレクサンダー・アルボンが3番手、ローガン・サージェントが5番手と好スタートを切った。

次戦で800戦目の節目を迎えるウィリアムズは、母国グランプリとなるシルバーストンで、美しい特別カラーのFW45を走らせている。だが、目を引くのはカラーリングだけではなかった。

第8戦カナダGPでアップデートを投入したウィリアムズは、前戦オーストリアGPでアルボンが7位入賞。シルバーストンでも新たな空力アップデートを投入した。

アルボンのマシンには新しいフロントウイングが搭載され、両方のセッションで3番手タイムをマーク。前戦オーストリアGPでアップデートを入手したサージェントも5番手に続いた。

ウィリアムズの車両パフォーマンス責任者を務めるデイブ・ロブソンは「FP1では、新しい空力アイテムの初確認を含め、両ドライバーがそれぞれのプログラムを完了させた」と初日を振り返る。

「アレックスは新しいフロントウイングを走らせたがうまく機能している。残りの週末もこのウイングをキープする。一方、ローガンはシーズン後半に使用する新しいリアウイングをテストした。これらのテストに気を取られながらも、両ドライバーはトラックとコンディションをよく見ることができた」

FP2は通常のレース週末のセッションで、風の強いコンディションにもかかわらず、両ドライバーとも低燃料および高燃料で良いラップタイムを記録することができた。カナダで導入したアップグレードパッケージが、シルバーストーンのように要求が厳しく変化に富んだサーキットで走らせるのは今回が初めてだ。これにより、カナダやオーストリアでは不可能だった多くのデータを収集することができ、開発の方向性が正しかったかどうかを理解するのに役立つ」

「アレックスとローガンは今日非常に強く、トリッキーなコンディションの中で速いラップを記録したが、コンディションは今後数日間で変化する可能性が高く、良い結果を確保するためにはまだやるべきことがたくさんある。我々は自分たちが影響を与えることができることに集中し、明日も良い勢いを維持できるように努める」

ウィリアムズ・レーシング F1 イギリスグランプリ

3番手タイムで終えたアルボンは「もちろん、今日はとてもいい一日だった」とコメント。

「他の人たちが何をしているかわからないので、自分たちに忠実でいる必要があると思う。タイムシートを見れば満足できないわけではないけど、まだまだ見るべきところはたくさんあるし、どうすればもっと改善し続けることできるかに集中したほうがいいと思う。明日もドライであることを祈ろう」

サージェントは「シルバーストンでまずまずの金曜日だった」とコメント。

「高温と強風で非常にトリッキーなコンディションだったし、ラップを通して非常に予測不可能な展開となった」

「僕たちはそれを乗り越えるために良い仕事をしたけど、明日に向けて改善すべき点がまだいくつかある」

「いずれにせよ、この素晴らしいコースをドライブできて素晴らしい一日だったし、明日が楽しみだ」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / F1イギリスGP