ウィリアムズF1、ドラッギーな特性でメルセデスのエンジンを生かせず
ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、メルセデスのF1エンジンが支配することが予想されるパワーセンシティブなサーキットであるスパ・フランコルシャンでFW43が強力なパフォーマンスを発揮できるとは考えていないと語る。

2020年のメルセデスのF1パワーユニットはライバルに対して大きなアドバンテージを持っていることは広く知られており、パワーが物を言うスパ・フランコルシャンやモンツァでも圧勝することが予想されている。

しかし、ジョージ・ラッセルは、ウィリアムズF1は、メルセデスやレーシング・ポイントと同じエンジンを搭載しているものの、FW43は非常に“ドラッギー”なマシン特性を備えているため、そのアドバンテージをうまく利用できていないと語る

ウィリアムズが来週末のスパ・フランコルシャンで直近のライバルよりも有利になることを期待しているかと質問されたジョージ・ラッセルは「いいや、実際にはノーだ」とコメント。

「たとえ、僕たちが最強のエンジンを搭載していたとしても、僕たちはグリッド上ではるかに“最もドラッグの大きなマシン”だ」

「だからこそ、過去2年間で僕たちはブダペストで非常に力かった。それはそれほどパワーセンシティブなサーキットではないためだ。僕たちには多くのパワーがあるけど、マシンのドラッグがとても大きいため、実際には利用できていない」

「純粋にマシンがかなりドラッギーなので、レーシング・ポイントやメルセデスと比較すると、大幅にスピードが遅い。理論的には『僕たちにはメルセデスがあるので、スパとモンツァで飛ぶように速いはずだ」と思うかもしれないけど、残念ながら空力的にマシンの効率が悪く、実際には僕たちにとって本当に厳しいレースになるだろう」

とは言え、ジョージ・ラッセルは今季6戦中4戦でQ1突破を果たしている。実施、それは2019年の4倍にあたり、2020年にウィリアムズF1が前身を果たしていることを示している。

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / メルセデスF1