ジャック・エイトケン、ウィリアムズF1のリザーブドライバーに就任
元ルノーのジュニアドライバーであるジャック・エリトケンが、ウィリアムズF1チームのリザーブドライバーに就任。2020年にフリープラクティスで走行することが発表された。

韓国とイギリスのハーフであるジャック・エイトケン(24歳)は、2016年からルノーのF1プログラムに参加していたが、3年間の在籍の後、2019年をもってルノーのアカデミーを離れていた。

ジャック・エイトケンは、ウィリアムズとの契約の一環としてすべてのグランプリに帯同してエンジニアと協力し、1回の金曜フリー走行に出走。完全なシミュレーター作業も実施する。

「2020年シーズンにリザーブドライバーとしてROKiTウィリアムズ・レーシングに加入することは大きな名誉だ」とジャック・エイトケンは語った。

「ウィリアムズは強力な遺産を持ち、長く継続しているチームだ。シミュレーターとテスト作業を通じて、彼らの開発に直接貢献できることを楽しみにしている」

ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「ジャックがこれまでに成し遂げたことから明らかなことは、彼が素晴らしいキャリアを積んでいる若いドライバーであることです。我々は彼がこのスポーツでトップに到達するための正しい資格を持っていると信じています」

「ジャックはFIA-F2およびGP3での能力を証明しており、チームの公式リザーブドライバーとして彼が何を達成できるかを楽しみにしている」

ジャック・エイトケンは、2012年シーズンに先立ってテストドライバーと開発ドライバーを務めてきたルノーF1チームを離れている。

ジャック・エイトケンは、2015年にフォーミュラ・ルノー・ユーロカップで優勝。これがルノーとの提携を誘発し、2017年にはGP3でジョージ・ラッセルに次いで2位でシーズンを終えている。

2018年、ジャック・エリトケンはF2でランキング11位となり、ARTグランプリのチームメイトであるラッセルがタイトルを獲得したが、昨シーズンにカンポスへと移籍。バクーでのフィーチャーレースでの勝利、シルバーストンとモンツァでのスプリントレースでの2勝に加え、さらに4回の表彰台を獲得して、ドライバーズ選手権を5位で終えていた。

ジャック・エイトケンは、2020年のレース計画はまだ発表されていないが、カンポスからF2に参戦すると予想されている。

ジャック・エイトケンは、ウィリアムズの大規模なドライバーチームに参加する。レースドライバーのニコラス・ラティフィとジョージ・ラッセルの他に、2020年の公式テストドライバーとしてロイ・ニッサニーが加入している。

また、ウィリアムズがウィリアムズは、これまでで“最高”のF1シミュレータードライバーの一人と評する元レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティクトゥムが開発ドライバーとして加入。Wシリーズの初代チャンピオンであるジェイミー・チャドウィックもチームに残っている。

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング