F1 ウィリアムズF1 アゼルバイジャンGP
バクー市街地サーキットは、F1アゼルバイジャンGPのフリー2回目にマンホールの蓋によってジョージ・ラッセルのマシンが損傷したことでウィリアムズが被った負担を全額補償することを確認した。

ジョージ・ラッセルは、浮き上がったマンホールの蓋がマシンの底部に接触したことでシャシーが粉砕。ウィリアムズはレースに向けて3台目のシャシーを準備することを強いられた。

事故後、ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムは、被害額は50万ポンド(7300万円)だと見積もり、チームの財政的な困難を踏まえれば、何らかの形で補償を求めなければならないと語っていた。

F1アゼルバイジャンGPのプロモーターを務めるアリフ・ラヒモフは、ウィリアムズと話し合いを行い、損害を賠償する予定だと語った。

「明らかに我々の責任だ。我々はそれを認めた」とアリフ・ラヒモフはコメント。

「サーキットとして許されるべきことではない。我々は改めて保険ポリシーを確認したが、完全にカバーされていることだ」

「我々の法務部はウィリアムズの法務部と話し合っており、彼らは全額払い戻されることになる。我々双方が決して意図されたことではなかったことを理解している」

2007年のF1マレーシアGPでは、ハースF1チームのロマン・グロージャンが、排水溝の蓋で大クラッシュを喫したが、補償されたのは1年後だった。

だが、アリフ・ラヒモフは、ウィリアムズの問題に関してはより迅速に解決されると確信している。

「我々は保険会社に話をしている。彼らが今シーズンに使うためにこのお金が必要なので、我々は1年後ではなくできるだけ早く実現させる必要がある。我々はウィリアムズへの支払いができる限り早くに行われるよう保険会社への請求を強く進めている」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / F1アゼルバイジャンGP