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元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、ウィリアムズは“失敗の痛み”に麻痺してしまっており、もはや以前のように失敗を成功へと変える力を失ってるのではないかと懸念している。

今年、ウィリアムズは史上最悪のシーズンの真っ只中にあり、前半戦を終えた時点でわずか4ポイントの獲得にとどまり、コンストラクターズ選手権で最下位に沈んでいる。

予選では12戦中6戦で2台揃ってのQ1敗退を喫しており、今年のポイント獲得は、F1アゼルバイジャンGPにおけるランス・ストロールの8位入賞が唯一。チームメイトのセルゲイ・シロトキンは全ドライバーのなかでポイントを獲得していない唯一のドライバーとなっている。

1994年と1995年にウィリアムズのF1ドライバーを務め、そこで自身F1初勝利を挙げたデビッド・クルサードは、ウィリアムズがグリッドの最下位から抜け出すことを諦めてしまうのではないかと懸念を示している。

「ウィリアムズのことは少し心配している」とデビッド・クルサードは Autosport にコメント。

「とにかく我々が過去に目にしたような失敗の痛みを感じることができない。どのように感じているかについて人々を欺くことはできるかもしれないが、情熱を偽ることはできない。ウィリアムズにその情熱が戻ってくるのを見たいと思っている」

「パドックはウィリアムズ、そして、彼らが立っ施してきたことに大きな愛情を抱いている。だが、もちろん、時間が経つにつれて状況は変わっていくだろう。彼らがそれを好転できることを願っている」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング