ウィリアムズ
ウィリアムズのパフォーマンス責任者を務めるロブ・スメドレーは、2016年にピレリが導入するウルトラソフトタイヤがF1チームに“大きなチャレンジ”をもたらすと考えている。

F1は2016年にむけてタイヤ規約を改定。現行スーパーソフトでも堅いと考えられるモナコのようなストリートサーキット用に新たに“ウルトラソフト”コンパウンドが導入される。

また、各グランプリで、ピレリが候補にあげた3種類のコンパウンドのなかから、F1チームはより自由にタイヤを選べるようになる。

ウィリアムズは、過去2シーズンでピレリのコンパウンドからベストを引き出すことにしばしば苦労しており、ロブ・スメドオレーは、新しいウルトラソフトはその障害を克服するのが難しいコンパウンドだと考えている。

「正直、全員にとって大きなチャレンジになると思う」とロブ・スメドレーはコメント。

「小さくはないのは確かだ。『トラッドの深さが30%減るので、磨耗も30%少なくなるし、些細なことだと納得している』と言うくらいかなり大胆なことだと思う」

「そんなにシンプルなことではない。コンパウンドの下の層にある熱プロパティは非常に異なる。特定の範囲でコンパウンド自体のプロパティは異なる」

ロブ・スメドレーは、ウィリアムズは十分な解決策を見つけるために変更を施すことができたと考えている。

「我々は適切なことを成し遂げられたと思っている」

「じっくりとそれが及ぼすであろう違いについて広範囲に検討している」

「我々の磨耗モデルを30%落とすよりも技術的にもっと深いレベルでそれを考慮している」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング