ウィリアムズ
ウィリアムズは、先週のヘレスでの最速タイムが規定以下のマシン重量によるのだという主張に反論した。

ルーベンス・バリチェロは、先週のヘレステストで全体の最速タイムを記録。他のドライバーのタイムを大きく上回ったため、匿名のドライバーは純粋なパフォーマンスだったとは思えないと発言している。

ウィリアムズは来月株式の27%を上場しようとしていることもあり、ルーベンス・バリチェロのドライブしたFW33は、空タン&スーパーソフトタイヤに加えて、KERSを取り外した規定重量以下のマシンだったとも噂されている。

「完全にナンセンスだ」とウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルは Auto Motor und Sport にコメント。

「タイムは本物だ。我々のチームを知っている人なら、我が重量不足で走っていないことはわかっている」

「ルーベンスのタイムはスーパーソフトタイヤを使ってのものだし、もちろんタンクの燃料も少なめだった」

「しかし、KERSエレメントはすべて載せていた。冷却に問題があったので、ジェネレーターからエンジンへの接続を切っていただけだ」

バリチェロのタイムは、2番手のミハエル・シューマッハのタイムよりコンマ5秒速かったが、サム・マイケルはKERSが働いていれば、さらにコンマ数秒は速かっただろうと述べた。


突然FW33が競争力を示した理由についてサム・マイケルは「我々はミディアムタイヤしか使っていなかったし、常に比較的重めの燃料を積んでいた」と説明。

「ミディアムタイヤを働かせることできなかったが、まだ理由はわからない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング