マーク・ウェバー (レッドブル)
マーク・ウェバーは、励みになるテストの結果からレッドブル・レーシングが“楽観的”なムードで今週末のオーストラリアGPに向かっていると語る。

レッドブル RB5は、初期のテストでいくつか有望なタイムを記録したが、最近のテストでは見出しになるようなパフォーマンスをみせてはいなかった。

しかし、マーク・ウェバーは、チームの見通しについて楽観的に感じている。

「実際、僕たちは少し楽観的でいるよ。予選でタイムがどう転がるか楽しみにしているよ」

「僕たちは冬のテストでバルセロナとヘレスという2つのヨーロッパのトラックでしかテストしていない。そして今、僕たちは異なる会場に行くので、すぐにアルバートパークに頭を切り替える必要がある。それは毎年同じことだ。でも、僕たちがどこにいるかには楽観的だ」

「テストの禁止によって、テストの状況は異なるものになったので、多くのチームがあまり準備ができていないかもしれないけど、僕たちはみんな同じボートの中にいる。だから、僕たちはみんなシーズンが進むのを楽しみにしている。良いシーズンが待っているだろうし、僕はそれを楽しみにしている」

ウェバーは、プレシーズンテストから判断してブラウンGPが優勝候補としてメルボルンに向かっていると考えているが、ブラウンGPの後ろの集団は、非常にオープンだと語る。

「ブラウンのマシンはかなり興味深いと思う。彼らはかなり遅くにスタートしたけど、とっても速いマシンを作ったと思う。彼らがバルセロナで出したタイムには誰も近づけなかった」

「そこにはトヨタもいるし、フェラーリもあなどることはできない。ブラウンGPを除く多くのチームが同じようなラップタイムなので、僕たちは今週末がどうなるか見てみなければならない。マクラーレンのパフォーマンス不足だけが唯一のサプライズかもしれないけど、決してマクラーレンもあなどることはできない」

昨年11月の自転車事故での骨折により、足を引きずって歩くウェバーだが、運転することに懸念はないと語る。

「かなり良いね。ここ数カ月、常に前の週より良い一週間にしかったので、かなりアグレッシブだった」

「周りの人々は僕のこのステージまで持ってくるのために素晴らしかったよ。まったく元気だし、マシンの中では最高だ。少し足を引きずっているので、もう少し速く歩きたいし、もう少し綺麗に歩きたいけど、時間とともに良くなるよ」

「まだ回復しているところだけど、マシンにの中にいるときは完全に調子がいいので、それについて心配する必要はない」

エンジン供給元であるルノーは今週末KERSを使用することを明らかにしているが、レッドブルはKERSを使う予定はない。

ウェバーは、少なくともヨーロッパシーズンまではレッドブルがレースのためにKERSを準備させることは期待していないと語る。

「僕たちはチームとして準備ができていない。僕たちがそれを持ち込むには5〜6レース後くらいだろう」

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カテゴリー: F1 / マーク・ウェバー / レッドブル・レーシング