マーク・ウェバー KERS
マーク・ウェバーは、KERS導入の結果のひとつとして、来シーズンは体重の重いF1ドライバーが不利な立場に置かれることを懸念している。

25〜60kgの重さとなるKERSによって、チームは、マシンの重量配分を動かすバラスト量が制限されることになるだろう。

マーク・ウェバーは、そのような状況が体重の重いドライバーにクルマの重量配分の最適化を成し遂げることを難しくすると語る。

「確実にアドバンテージにはならないね。僕は決して太いわけではないけど、残念ながら、重い側にいるようだし、潜在的にそれを見出すのが難しくなると思う。」

「タイヤ選択のようなことに依存するだろう。より軽い方が、より選択肢があるかもしれない」

「70kg中頃の人たちは、60kg中頃の人たちよりタフになるかもしれない。これを言い訳にしてはいけないけどね。重量配分は、いったんクルマが設計されたら完璧に作られることになる。当然、重い人はその範囲が狭くなる。」

マーク・ウェバーは、ドライバーの体重がラップタイムに影響を及ぼすのは20年で初めてだと語る。

「異常な状況だよ。カート以来、体重で苦しむことはなかった。でも、来年は1980年代以来、重いドライバーが不利になる最初の年になるだろう。」

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カテゴリー: F1 / マーク・ウェバー / レッドブル・レーシング