セバスチャン・ベッテルはF1から引退するべき? 元F1チーム代表が提言
元F1チーム代表のジャンカルロ・ミナルディは、セバスチャン・ベッテルは「これ以上勝てない」という理由からF1を引退するようアドバイスした。

4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、新型コロナウイルスで開幕2戦を逃した後、2022年最初のレース週末となったF1オーストラリアGPで悲惨な復帰戦に苦しんだ。

セバスチャン・ベッテルは、2回のクラッシュ、2つの罰金に科され、結果的にアストンマーティンF1チームをスペアパーツ不足に追いやった。

5つのセッションで1つも問題がなかったものはなく、決勝では24周目にウォールにクラッシュしてセーフティカーの原因となったが、13周前にもロックアップしてチーム無線で謝罪していた。

アストンマーティンF1チームの2022年シーズンは散々なものであり、今シーズンまだポイントを獲得していない唯一のチームであり、目標に掲げている表彰台はおろか、ミッドフィールドのトップを争うことからも遠く離れている。

1985年から2006年にレッドブルがトロロッソに改名するまでF1で自身の名を関したチームを運営していたミナルディは、34歳のセバスチャン・ベッテルはF1を引退する日がきたと考えている。

「彼が新型コロナウイルスで2つのグランプリを逃したのは不運だった。3戦目に彼は出場した」と現在、イモラ・サーキットの社長である74歳のジャンカルロ・ミナディはCorriere della Seraに語った。

「しかし、彼は引退すべきだ。彼はたくさんのお金を持っており、たくさんのタイトルを獲得していて、これ以上レースに勝つことはない」

アルバート・パークで忘れたい週末に耐えたもう一人のドライバーはカルロス・サインツだった、だが、ミナルディはF1オーストラリアGPの週末がサインツの心に残ることを恐れていない。

予選Q3の有望なラップが赤旗に台無しにされたカルロス・サインツは、9番手からレースをスタートしたが、スタート前にステアリングの問題に見舞われて、未設定のステアリングに慌ただしく交換したことで心を乱し、スタートで14番手まで後退したと、冷えたハードタイヤでターン9で強引に順位を上げようとしてスピンしてグラベルに打ち上げられた。

しかし、ミナルディは、27歳のカルロス・サインツがチャンピオンシップリーダーであるチームメイトのシャルル・ルクレールのレベルにすぐに戻ってくると考えている。

カルロス・サインツが、フェラーリのセカンドドライバーと扱われることになると思うかと質問されたミナルディは「気楽にいこうじゃないか。 彼はオーストラリアで悪い週末を過ごした。 彼はナーバスになり、ミスを犯した。安定感のあるドライバーである彼とは違った。 しかし、心配する必要はない」

「フェラーリはコンストラクターズタイトルも望んでおり、カルロスはF1でベストな一人だ。シャルルと彼は勝利のペアを形成する。彼が反省し、あのようなミスを二度と起すことはないだろう」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / アストンマーティンF1チーム