セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルが、4度目のタイトル獲得についての気持ちを語った。

ブーイングを受けたということですが、最高の形で回答できたと思いますか?
正直言うと、ブーイングした人たちに対して責めるつもりはないんだ。たとえばサッカーの試合を見に行ったら、自分のチームを応援する。その時に敵のチームがゴールを決めたら、そのゴールを決めた選手を素晴らしい選手だと褒めたりはしないよね。

実はシンガポールの後、ブーイングをしたことについて謝ってくれた人がいたんだけど、みんなこのスポーツが好きだからすることだし、たとえばフェラーリのファンだったら、他のチームが勝ったら嬉しくないよね。だから僕は別に嫌がっているわけじゃないんだ。

あなたはこれで4度目のタイトルを獲得し、偉大な3人のドライバーたちと肩を並べました。気持ちを教えてください。
信じられないというか、事実を理解するのが難しいね。ファンジオはタイトルを5度獲得しているし、世界最高のドライバーだと言われていた。その後シューマッハが登場した。彼はフェラーリで強力なマシンに恵まれたよね。ファンジオの記録を塗り替えた彼は凄いと思う。とにかく、僕がファンジオやシューマッハ、プロストと肩を並べたという事実を冷静に判断するのは難しいね。それが何を意味しているのかを理解するのに僕はまだ若すぎると思う。60歳になったら理解できるかも知れないけれど、その頃は僕以外誰も気にしていないだろうね(笑)。

このインタビューの前に誰かと電話をしていましたね。
両親と弟に電話したんだ。おめでとうと言ってくれて、僕は彼らに愛してる、ありがとうって伝えた。沢山の人たちが僕をサポートしてくれたけれど、家族は大きな存在だったね

まだ3戦残っていますが、この先は2014シーズンに向けてということになるでしょうか? 来シーズンはマシンやルールが新しくなりますね。
メルセデスやフェラーリは新しいアイディアを練っていると思う。来シーズンはマシン、そしてエンジンが新しくなるから、新しい挑戦になる。1月にはテストを始めるよ。今年のオフは短いだろうね。

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / レッドブル・レーシング