マックス・フェルスタッペン F1批判にモントーヤ痛烈「嫌なら辞めればいい」

2026年のF1は、新しい技術レギュレーションと新しいパワーユニット規則の下でスタートしたが、エネルギーマネジメント、バッテリー回生、スーパークリッピングが大きな論点となっている。
そうした状況のなか、フェルスタッペンをはじめ複数のドライバーが新時代のレースのあり方に疑問を呈していた。
モントーヤ「敬意がないなら出ていけばいい」
フアン・パブロ・モントーヤは、F1の新時代を嘲笑するような発言は許容されるべきではないと述べた。
「ある時点で、F1はアメリカのスポーツ界のようにすべきだ。スポーツを尊重しない人間には、出口はあそこだと言うべきなんだ」とモントーヤは語った。
「彼らは去るか、罰金を科されるべきだ。そうすれば、自分たちが何をしているのかを本当に尊重するようになる。それが僕ならやることだ」
「意見を持つのは構わない」
「気に入らなくてもいいと言っているわけじゃない。でもF1を嘲笑して、マリオカートと比較するなんて、F1として受け入れるべきではない」
フェルスタッペンの“マリオカート”発言
マックス・フェルスタッペンは、2026年の新しいバッテリー回生時代について、とりわけ率直な批判を展開してきたひとりだ。レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、この新しいレースを「マリオカート」だと表現した。
「シミュレーターをやめて、ニンテンドースイッチに替えたんだ。そう、実際にマリオカートの練習をしてるところだよ」
「キノコを見つけるのはかなりうまくいっている。青こうらはちょっと難しいけど、取り組んでいるところだ。ロケットはまだない。ロケットはこれからだ」
このコメントは、オーストラリアで3位を走行していたシャルル・ルクレールが、レースエンジニアのブライアン・ボッツォに「これはマリオカートのキノコみたいだ」と伝えた数日後に飛び出したものだった。
この“マリオカート評”はフェルスタッペンとルクレールだけのものではなく、ランド・ノリス、セルジオ・ペレス、オリバー・ベアマンもまた、新しいレギュレーションをビデオゲームのようだと表現している。

ドメニカリも批判に不快感
こうしたドライバーたちの発言は、F1の最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリにも受け入れられなかった。ドメニカリは、とりわけフェルスタッペンの批判を問題視した。
「我々すべてが全体として成長することを可能にしてくれている、この素晴らしい世界を悪く言うのは、一般論として間違っている」
「私が言うのは、それは正しくないということだけだ」
モントーヤは、元フェラーリのチーム代表であるドメニカリだけが、ドライバーはネガティブな意見を表に出すべきではないと考えているわけではないとし、自身も同じ立場だと明確にした。
安全への懸念にも「怖いなら家にいればいい」
安全面への懸念についても、モントーヤは同様に一蹴した。カルロス・サインツJr.がこのテーマについて繰り返し語っていることにも触れつつ、受け入れるか辞めるかの二択だと主張した。
「怖いなら、家にいてリラックスしていればいい」
「カルロスのことは大好きだよ。でも、まるですべてのことで注目を集めようとしているみたいだ」
不満の本質はメルセデス優位への政治的反応
さらにモントーヤは、ドライバーたちの不満の背景には、メルセデスが新エンジン規則で優位に立っている現実があると見ている。
メルセデスは新レギュレーションへの対応に成功し、オーストラリアGPと中国GPの両方でワンツーを達成。さらにスプリントでも勝利を挙げ、2戦終了時点でフェラーリに31ポイント差をつけて選手権首位に立っている。
モントーヤは、その状況が他チームやドライバーたちの発言に政治的な色を与えていると指摘した。
「彼らのコメントの80%は政治的なものだ」
「なぜドライバーたちは、回生が悪いと文句を言っているんだ? それはメルセデスが他の誰よりもうまくやれているからだ」
「もしメルセデスのアドバンテージを取り上げれば、他のみんなはもっと接近できる。カルロスはウィリアムズがスタートでうまくいかないから不満を言っている。なぜメルセデスは文句を言わないんだ?」
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