フェルスタッペンは「2026年にレッドブルF1残留を再考する」とマルコ

フェルスタッペンは来季メルセデスへの衝撃的な移籍が盛んに噂されていた。その噂には信ぴょう性があり、ジョージ・ラッセルがSky Sportsのインタビューで、メルセデスとフェルスタッペン陣営の間で交渉が進んでいることを認めていた。
しかし、ハンガリーGPの木曜日になって、フェルスタッペン自身が来年もレッドブルのドライバーであると明言した。
これはレッドブルがチーム代表のクリスチャン・ホーナーを解任した後のことであり、フェルスタッペンがチームに残るために舞台裏での変化を求めていたことを示唆している可能性がある。
フェルスタッペンは2026年、F1が史上最大級のレギュレーション変更を迎える年に、レッドブルの先頭に立つことになる。
レッドブルはフォードと提携し、初めて自社製エンジンを搭載して戦う。
F1でエンジンを製造した経験がないため、レッドブルが来年タイトル争いをする可能性は低いとみられている。
フェルスタッペンは2021年から4年連続でドライバーズタイトルを獲得してきた。
しかし、ここ18か月の間にレッドブルの勢いは落ち込み、特にエイドリアン・ニューウェイの離脱以降は顕著になっている。

マルコのフェルスタッペンに関する発言
マックス・フェルスタッペンは2028年末までレッドブルと契約しているが、ドライバーズ選手権でトップ3を外れた場合にチームを離脱できる条項が契約に含まれていたと考えられている。
レッドブルが来年の序盤で苦戦するようなことがあれば、フェルスタッペンは再びドライバー市場の中心人物となる可能性がある。
F1-Insiderのインタビューで、マルコはフェルスタッペンの残留が「理にかなった」決断である理由を説明した。
「彼の発言から、彼が残留したいと望んでいるのは明らかであり、それは理にかなっている。たとえ契約解除条項が発動可能になっていたとしてもだ」とマルコは語った。
「2026年にどうなっているかは誰にも分からない。エンジンに関しては、メルセデスが自分たちをクラスリーダーだと宣言しているが、その証拠はない。
シャシーに関しても、誰かが大成功を収めるかどうかは分からない。だから不確実性が大きく、純粋に彼の視点から見れば、残留してこれらすべてを見極め、もし来年我々が競争力を持てなければ、その時に決断を再考する方がはるかに理にかなっている」
「マックスは我々のチームにとって非常に重要な存在だ。彼はレッドブル・レーシングで成功を収めてきたし、彼のF1キャリアではレッドブルのマシンしかドライブしていない。ドライビングの才能を超えて、我々にとって彼は非常に重要な家族の一員なのだ」
カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング