マックス・フェルスタッペン F1カナダGP「勝てるだけのペースはなかった」
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2025年F1第10戦カナダGP決勝でポールポジションからスタートしたジョージ・ラッセル(メルセデス)に対して終始プレッシャーをかけるも、最終的には2位でフィニッシュ。

マシンのデグラデーションとペース不足に苦しみながらも「これが今日できる最大限の結果だった」と前向きな評価を下した。

レース序盤、フェルスタッペンはラッセルの背後につけて接近を試みたが、前方の乱気流の影響でオーバーテイクには至らず、デグラデーションも進んだことから、レッドブルは早めのピットインを敢行。

しかしミディアムタイヤでも状況は好転せず、最終スティントにようやくややペースを取り戻したものの、ラッセルに迫るには至らなかった。

「今日は間違いなく、持てるものすべてを引き出せたと思う。序盤はかなりタイヤの摩耗が早くて厳しかったけど、最終スティントでは燃料が軽くなった分だけ楽になった」とフェルスタッペンは語った。

「全体としてはこれが最大限の結果だった。勝てるだけのペースはなかったし、摩耗も多かったけど、チームとしてはうまくやれた。マシンのウィンドウも悪くなかった。今後はタイヤマネジメントとデグラデーション改善に注力していく」

マックス・フェルスタッペン カナダGP F1 レッドブル・レーシング

レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーも「マックスはスタートからフィニッシュまで競争力があった。最後のスティントはかなり良かったし、チームとしては今日やれることはすべてやりきった」と振り返りつつ、次戦での巻き返しを誓った。

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