マックス・フェルスタッペン「レッドブルF1で重要なのはローソン加入よりRB21の競争力」
マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングの2025年のF1タイトル獲得の見込みにおいて重要なのは、リアム・ローソンの加入よりもRB21の競争力だと主張した。

フェルスタッペンは2024年に4年連続のドライバーズチャンピオンシップを獲得したが、レッドブル・レーシングはセルジオ・ペレスの苦戦が続き、コンストラクターズタイトルを逃した。

チームメイトに285ポイントもの大差をつけられたセルジオ・ペレスの不振により、レッドブルは先月、ペレスに代わってリアム・ローソンを起用する決断を下した。

F1で11回の出場経験を持つローソンはレッドブル・レーシングに昇格し、コンストラクターズタイトル奪還に向けてフェルスタッペンをサポートする役割を担うことになった。

しかし、マックス・フェルスタッペンは、その目標を達成するには、ローソンの適応よりもむしろレッドブルが昨シーズンに経験した問題に対処することがより重要であると主張している。

レッドブルは10戦中7勝を挙げ、チャンピオンシップのダブルタイトルをほぼ手中に収めていたが、RB20の深刻なバランス問題に直面し、その勢いは失速した。

「マシンを再びトップに返り咲かせることができれば、もう一人のコックピットのドライバーの名前は問題ではない」と、フェルスタッペンはBlick紙のインタビューで語った。

「僕は水晶玉を持っているわけではないけど、冬の間に特定の弱点を修正できれば、再びトップに返り咲くことができるだろう。でも、ここで何かを予測することはできない」

「5チームがトップ争いをするはずだ。弱点はかなり絞られてきている」

「低温の領域に入ることができずに必要なバランスを欠くことが多かった」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシングリアム・ローソンは2025年にレッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンのパートナーとなる。

フェルスタッペンはリカルドを最も手強いチームメイトと称賛
2018年にダニエル・リカルドがチームを去って以来、レッドブルのセカンドシートは毒杯として有名になりつつある中、リアム・ローソンはマックス・フェルスタッペンと組む5人目のドライバーとなる。

フェルスタッペンは、2016年のシーズン途中の4レースからチームに加入したリカルドが、最も自分を追い詰めてきたチームメイトだったと認めている。

レッドブルの反対側のガレージで最も手強い相手は誰かと尋ねられたフェルスタッペンは、「間違いなくダニエル・リカルドだ。彼から最も多くを学べた」と語った。

「多くのことを吸収し、自分の経験に取り入れた」

ペレスの資質を「高く評価」するフェルスタッペン
一方、フェルスタッペンは去りゆくセルジオ・ペレスについても称賛を惜しまなかった。ペレスは、2021年のアブダビグランプリでフェルスタッペンが初タイトルを獲得する上で重要な役割を果たした。

「4年間、僕たちは良いチームだった。セルジオは常に誠実だった。それは本当に高く評価できる資質だ」とフェルスタッペンは付け加えた。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング