ヘルムート・マルコ マックス・フェルスタッペンがレッドブルF1を離れる「危険性」を認める
レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンが、F1での最近の低迷が続けばチームを離れる「危険性」があることを認めている。

フェルスタッペンは、レッドブルがシーズン序盤に圧倒的な強さを誇っていた時期から、自身がほぼ確実視していたドライバーズタイトルが脅かされるほど動揺している。

開幕10戦中7勝を挙げたフェルスタッペンは、マクラーレンがレッドブルのベンチマークとなるチームの座を奪ったことで、8戦連続で勝利から遠ざかっている。

フェルスタッペンの苛立ちは7月のハンガリーグランプリで頂点に達し、チームに「目を覚ませ」と訴えた後、レースエンジニアと緊迫した話し合いを行った。

レッドブルの舞台裏での脱退の噂も、メルセデスからの長年の関心の中でフェルスタッペンが脱退を狙っているのではないかという噂に拍車をかけている。

マルコは、レッドブルがコース上およびトラック外での状況を改善しなければ、2028年までの契約を保持しているフェルスタッペンがチームを去る可能性があると認めている。

「危険はそこにある。マックスは(ミハエル)シューマッハや(ルイス)ハミルトンの記録を破りたいとは思っていない」とマルコはSport.Deに語った。

「彼が車に乗っているときは、勝利を望んでいるが、環境が適切でなければならない」

「もしすべてが彼に合わなくなれば、ある日突然、『もうたくさんだ!』と言うだろう」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシングヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンのレッドブルとの契約には離脱条項が含まれていることを認めた。

フェルスタッペンのレッドブルとの契約には離脱条項が含まれている
ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの契約には早期離脱を促す可能性のある離脱条項が含まれていることを繰り返し述べたが、具体的な詳細については明かさなかった。

「ほとんどのトップドライバーには、パフォーマンスに関連した離脱条項が含まれている。マックスにもある」とマルコは明かした。

「つまり、もし彼がトップで走れるマシンを提供できない場合、彼は間違いなく離脱を検討するだろう」と彼は明かした。

フェルスタッペン、新たなF1契約について未定
フェルスタッペンは8月のオランダグランプリで200レース出場を達成したが、その数字を2倍にするほど長くF1に残るつもりはないと断固として主張している。

3度のF1チャンピオンに輝いたフェルスタッペンは、2026年に予定されているレギュレーションの変更が、自分がいつまでF1を続けるかを決める上で決定的な役割を果たすだろうと述べている。

「もちろん、2028年はまだずっと先のことだけど、今のところ、新しい契約については考えていない」とザントフォールトでフェルスタッペンは語った。

「ただ、様子を見たいだけだ。新しいレギュレーションがどうなのか、まずはそれを見極めたい」

「それから、2016年、2017年でも、どうなるかを決めるにはまだ時間がある。だから、今はすべてオープンにしておきたい。でも、まあ、気楽に構えているよ」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング