マックス・フェスタッペン、引退後に「F1チーム代表になるのは絶対に嫌」
マックス・フェルスタッペンは、いずれヘルメットを脱いだときにF1チーム代表になることに興味はないと主張した。

フェルスタッペンはレッドブル・レーシングと2028年(31歳になる)まで契約を結んでいるが、フェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンのように、40代になってもレースをする気はないと頻繁に示唆している。

このスポーツの歴史を通じて、ジョン・サーティースからエマーソン・フィッティパルディ、アラン・プロストまでF1ワールドチャンピオンたちは自らのレーシングチームを立ち上げており、サーキットでのキャリアを終えてチームリーダーの役割に移ったドライバーもいる。

しかし、『CNN』の取材に応じたフェルスタッペンは、F1チームを自ら運営することを思いとどまらせる要因として、大きな責任と頻繁な移動を挙げた。

「莫大なお金が絡んでくるし、自分が決断を下す立場にはなりたくない」とフェルスタッペンは語った。

「移動は大変だし、僕はドライバーとしてすでに経験しているので、チーム代表としてそうするのは絶対に嫌だね」

フェルスタッペンは他の選択肢について「僕はシミュレーションレースが大好きだ」と語った。

「ただのゲームだと思う人もいるけど、そうじゃない。僕は大きな情熱を持ってやっている。将来的には、シムレースを現実世界に持ち込んで、どこまでできるかを試すための何かを構築するというたくさんの計画がある」

「自分のレースチームを持ちたいと思うかもしれない。それにも挑戦して達成したいチャンスがたくさんあるし、すでにそれに取り組んでいる」

フェルスタッペンは25歳にしてすでに173戦に出走し、43勝を挙げ、2度の世界選手権タイトルを獲得しており、今年3度目の栄冠を獲得することが確実視されている。


しかし、フェルスタッペンはF1を去る際にどのようなレガシーを残すことになるのかという懸念を払拭するために、次のように説明した。

「僕は今、ここでできることをすべて成し遂げようとしているけど、人生にはF1だけではないことも分かっている」とフェルスタッペンは語った。

「F1が終わったら、自分の人生を楽しみたいし、他のこともしたい。そうすれば、F1でのことはもう終わったことだ」

「書き留めてはあるけれど、60歳や70歳になったときに振り返るようなことではないだろう」

「おそらく、あまり気にすることではないだろう。それは人生の初期に起こったことであり、長い間働いてきたことだからね。でも、そうだね、それは終わったことだ」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン