マックス・フェルスタッペン 「1年で14勝できるとは思っていなかった」 / F1 メキシコGP 決勝
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は印象的なリードでF1メキシコGPを圧勝した。

2回のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは、タイヤを見事に管理し、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで4回目のF1優勝を果たした。これ以降、マックス・フェルスタッペンは、F1シーズン最多勝利数となる通算14回、1シーズンでの最多ポイント数の記録も保持していく。

2位のルイス・ハミルトンには15秒差をつけた。メルセデスは、タイヤ戦略が間違っていたため、近づくことができなかった。地元のヒーロー、セルジオ・ペレスが最後の表彰台を獲得し、地元の観衆が彼を応援した。ジョージ・ラッセルとカルロス・サインツJr.がトップ5を締めくくった。終盤にバーチャルセーフティカーが1台入るだけで、レースは大きな事故もなく無事に終了した。

「14勝、信じられない。なんてシーズンだ。ここでのダブル表彰台も素晴らしい」とマックス・フェルスタッペンはレース後のインタビューでコメント。

マックス・フェルスタッペンは今日のマシンに非常に満足していたと語る。

「今回も素晴らしい結果だし、マシンのペースも非常に良かった」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「良いスタートを切ったことは、僕たちが優位に立つために重要だった。僕たちは周りの車とは異なる戦略をとっていた。僕たちはソフトタイヤを履いていたので、序盤は引き離せると思っていた」

「最初のスティントが、そのソフトタイヤを十分に長く維持するための重要なスティントになることはわかっていたし、機能しているように見えた。終盤は少し苦戦したけど、幸運にもギャップは十分に大きく、数周を伸ばすことができた。ミディアムタイヤを履いてみると、すべてがうまく機能していた」

「ようやくミディアムに交換したとき、マシンのフィーリングは良かった。ミディアムでの非常に長いスティントだったので、タイヤをケアする必要があった。でも、それはうまくいった。ゆっくりとギャップを広げることができた」

「かなり早い段階で、最後まで走り切れると考えていた。素晴らしいレースでもあるけど、チームとして僕たちにとって素晴らしいシーズンでもある」

「1年で14勝できるとは思っていなかったけど、もちろん、非常に誇りに思っている」

メルセデスのタイヤ選択により、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルがレッドブルのドライバーに脅威を与えることはなかった。しかし、マックス・フェルスタッペンは、メルセデスが別の戦略を立てていたとしても、違いはなかったと考えている。

「彼らが同じタイヤを履いていたとしても、彼らが僕を抜くことができたとは思わない。もし彼らが僕と並んだとしても、僕を追い越すことができなかっただろう。僕たちの方が少しトップスピードがあるからね」

何千人ものファンが熱狂する中、マックス・フェルスタッペンはエルマノス・ロドリゲス・サーキットのスタジアムセクションでの感情を次のように語った。

「ここはアメージングだ。なんともいえない雰囲気だ。僕たちはここに来るのが大好きだ」

マックス・フェルスタッペンは、1つのシーズンで14勝を達成した初のF1ドライバーとなった。

「これまでのところ、素晴らしいシーズンだった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「僕は間違いなくそれを楽しんでいるし、より多くの勝利を目指している」

また、マックス・フェルスタッペンはシーズン最多ポイントを更新していくことになる。

「ブラジルではスプリントレースがあるし、うまくいけば、もう少し得点できると思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「でも、それは重要ではない。結局のところ、チャンピオンシップを勝ち取ろることが重要であり、それを達成するためのポイント数は重要ではない。でも、それは僕たちが素晴らしい年を過ごしていることを示している」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 メキシコGP

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