マックス・フェルスタッペン 「フェラーリとのタイム差は別に驚かなかった」
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オレンジが埋め尽くしたグランドスタンドを前にセッションをスタートさせたマックス・フェルスタッペンは、ターン14の新DRSゾーンをフル活用し、セッション序盤にハードタイヤで1分14秒714をマークしてタイムシートのトップに立つ。
引き続き走行を続けていたマックスだったが、無線を通じて「ギアボックスがおかしい」とエンジニアに報告。彼はコース上でマシンを停めて赤旗が掲示され、マックスのFP1はここで終了した。
レッドブル・レーシングがマックス・フェルスタッペンをコースへ送り出すべくFP2開始前に懸命な作業を行った結果、フェルスタッペンは新品のソフトタイヤを履いてコースインを果たし、母国ファンたちを大いに喜ばせた。
ソフトのみで走行を行ったマックス・フェルスタッペンだったが、セッション序盤のベストタイムは1分13秒042で8番手。レッドブル・レーシングはセッション後半に向けて戦略を切り替え、燃料を多く搭載した状態でレースシミュレーション周回を消化することを選んだ。
「FP1では貴重な時間を失ってしまい、FP2ではバランスが良くなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。
「1時間のセッションではマシンを大幅に変更できないので、そのときのマシンの状態に対応するしかなかった。今日は良い内容ではなかったけれど、今夜すべてを調べる予定だ。もちろん、僕たちは今日よりも上手くやれるはずだ」
「タイム差を確認したときは別に驚かなかった。向上できる部分はいくつもあるし、明日の朝のFP3で予選に向けていくつか試すつもりだ」
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