マックス・フェルスタッペン、ホンダF1エンジンでセナを超える年間9勝目 / F1メキシコGP 決勝
マックス・フェルスタッペンはF1メキシコGPでシーズン9勝目を挙げ、1988年に年間8勝を挙げたアイルトン・セナを抜き、ホンダのF1エンジンの1シーズンのドライバー記録を塗り替えた。

3番グリッドのマックス・フェルスタッペンは、スタートで見事な加速を見せ、2台のメルセデスを交わしてターン1で首位を奪う。

マックス・フェルスタッペンは33周目にピットストップを行い、その前にピットインしていたハミルトンに対応。ハードタイヤに交換してペレスの後方でレースに戻ると、ハミルトンとの差を広げていく。

チェッカーフラッグ時には、マックス・フェルスタッペンはハミルトンに16秒以上の差をつけて圧勝。ペレスは最後までハミルトンにプレッシャーをかけ続けたものの、1.1秒差の3位でフィニッシュし、自身初の3戦連続表彰台となった。この結果、フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンシップのリードを19ポイントに拡大した。

マックス・フェルスタッペンのシーズン9勝目は、1988年に年間8勝を挙げたアイルトン・セナを抜き、ホンダのF1エンジン/パワーユニットでの1シーズンでのドライバー最多勝記録を塗り替えた。

「今日はチームとファンにとって素晴らしい一日になった」とマックス・フェルスタッペン。

「チェコ(ペレス)が母国での表彰台を獲得したし、これ以上ない結果だったと思う」

「スタートが大事だと分かっていたけど、3台が横に並ぶ状況で、僕が一番いい位置にいたので、ブレーキングを遅らせてリードをとることができた。そこからは自分の走りに集中し、いいペースで2位との差を広げられた。ピットインもスムーズで、レースを通してマシンの調子が良かったことがとても大きかったと思う」

「チェコはここ数戦調子がいいですし、今日はルイス(ハミルトン)に最後までプレッシャーをかけ続けていた。チャンピオンシップのことはまだ考えていない。またブラジルでプッシュしていけるよう、チャレンジを続けていく」

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