マックス・フェルスタッペン 「誰もが望まぬ形の勝利とポイント」 / F1ベルギーGP 決勝
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGPでの勝利とポイント獲得は重要だとしながらも「誰もな望まぬ形」だと表現した。

日曜日のスパ・フランコルシャンには大雨が降り、、スタートは延期に。さらに、フォーメーションラップを行ったものの、コース上の水が多く視界が確保できない状態だったため、スタート進行が中止。ここから3時間以上の中断を経てレースが再開される。

リーダーのマックス・フェルスタッペンが2周を消化したことから、レースは成立。規定によって入賞者の獲得ポイントは半分となり、フェルスタッペンは12.5ポイントを得てチャンピオンシップでの差を詰めた。

「勝利を挙げてポイントを獲得することは重要だけど、今日は誰もが望まぬ形になった。特に、ホンダとの50戦目だっただけに残念だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「結果として、昨日ポールを取っていたことが大切だったね。このコースは大好きなので、いつものようなレーシングラップができなくて残念だけど、今日のようなコンディションでは不可能だった。もしかしたら、15時30分時点のコンディションのほうが実際にリスタートしたタイミングよりもよかったかもしれないけど、それでも視界は非常に狭かったし、レースができなかった理由も理解できる。

「僕は先頭にいたので、セーフティカーの後ろとはいえ視界はだいぶましだったけど、後方のドライバーは何も見えなかったはずなので、もし誰かがオー・ルージュでコースアウトしてラインへ戻ってくるようなことがあれば、誰も望まぬ高速走行下でのTボーンクラッシュが起きる可能性もあった。また、午後は雨が降り続いたことからグリップも非常に低く、改善しなかった」

「今日は、冷たい風雨の中で一日中待ってくれたファンの皆さんを称えたい。こんなコンディションで座っているのは本当に大変だったと思うので、心から感謝しているし、今日の真の勝者は観客の皆さんだ」

「ここからまた、僕らはチャンピオンシップのリードを奪い返すためにプッシュし続けなければならない。マシンがいいので自信はあるし、まだこの先は長いので、残りのシーズンも持てるベストのパフォーマンスを出していく必要がある」

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