レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン、“幼馴染”ミック・シューマッハとの親交を語る
マックス・フェルスタッペン(23歳)とミック・シューマッハ(21歳)は幼馴染であり、どちらも父親と同じキャリアであるモータースポーツを選び、2021年にF1ドライバーとして同じ舞台で戦う。

17歳のとき、マックス・フェルスタッペンは父親の足跡をたどってトロロッソからF1デビュー。父親のヨス・フェルスタッペンはF1キャリアで107回のグランプリに出場している。

ミック・シューマッハは2021年に同じように父親と同じ道を辿り、3月にハースF1で17人目の2世F1ドライバーとなる。彼の父親は言わずと知れたミハエル・シューマッハ。7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、最近までF1の最多勝利数記録を保持していた。

彼らの父親であるミハエル・シューマッハとヨス・フェルスタッペンはかつてF1でチームメイトであり、それ以来、友人であり続けた。その結果、二人の息子はしばしばカートで競争していた。

しかし、マックス・フェルスタッペンは、当時ミハエル・シューマッハが複数のF1ワールドチャンピオンであることを知らなかったと語る。

「当時、僕は3~4歳だった。ミハエルおじさんはとてもいい人だということしか知らなかった。でも、彼を記録的なワールドチャンピオンとして見たことはなかった。僕はそれを知らなかった」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「家に古い写真やビデオがある。ミックやジーナ(彼の姉)がいつもそこにいた。とても楽しかった。今でもその週末にはポジティブな思い出がある」

カートでは誰が勝っていたのだろう?「誰も勝っていない。ただ楽しみたかっただけだからね。いつも2人乗りを運転していた」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「ミハエルとミックまたはジーナ、僕は父と一緒だった。危険になりすぎると、父親たちがいつも引き継いだ」

だが、ミック・シューマッハとコミュニケーションをとるのは難しかったとマックス・フェルスタッペンは語る。

「僕をドイツ語を話すことができなかった」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「僕たちがどのように話をしていたのかわからない。でも、3~4歳の子供は同じ言語を話さなくてもコミュニケーションに問題はない」

マックス・フェルスタッペンは父親よりもはるかに成功したキャリアを楽しんでいるが、ミック・シューマッハが彼の有名な姓によるプレッシャーがかかることを知っていると語る。

「ミックは僕とは異なる」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「彼の父親は7回のタイトルを獲得した記録的なワールドチャンピオンだ。難しいスターティングポジションだ。すべてがうまくいけば、それは簡単だ。でも、物事がうまくいかない場合はそうではない」

「カートの時代でさえ、彼の周りには常にマスコミがいた。F4、F3、そして、今ではその過剰な前宣伝はさらに大きくなった」

「でも、彼には良い環境が整っているし、彼の世話をする良い人々がいる。彼らはそれを非常にうまくやっている」

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