マックス・フェルスタッペンのF1メキシコGPでの態度に非難殺到
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンのF1メキシコGP予選での態度に非難が殺到している。

F1メキシコGPで暫定ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンは、その後の記者会見でバルテリ・ボッタスのクラッシュによって振られていた黄旗区間で減速しなかったことを大胆にも認めていた。

F1オランダGPの責任者を務めるヤン・ラマースは「彼がそう言ったのもひとつだが、その言い方の方が大きかったと思う」とオランダの放送局 NOS にコメント。

「マックスは“そうすることを好んだ”と言ったように思う。そのトーンは褒められない。それが問題を引き起こした」

決勝でマックス・フェルスタッペンは、メルセデスの両方のドライバーと接触したことで最後尾まで下がったが、粘りのレースで6位入賞を果たしている。それによってファンが選出する“ドライバー・オブ・ザ・デー”にも選ばれた。

しかし、ドイツ誌 Kicker は、F1メキシコGPではマックス・フェルスタッペンの“短気な性格”が戻ったようだと報じる。

「メキシコで3連勝について話す代わりに、彼は6位になり、残忍なドライビングスタイルについての議論が再開された」

フランス紙 L’Equipe も「人々がフェルスタッペンが賢くなったと考えているならば、彼はメキシコでそうではないことを示した」と報道。

La Gazzetta dello Sport は、マックス・フェルスタッペンはしばしば“勇気と無謀さの交差点”にいると伝えた。

「彼は多くのファンを生み出している一方で、彼のことを未熟で傲慢とする多くの批判家たちも生み出している」

1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは「フェルスタッペンの行動はF1ドライバーとしてふさわしくないものだ」と Sky Italia にコメント。

「彼は本当に酷い週末を走ったし、カメラに対して非常に傲慢だった。人々がどうしてドライバーズ・オブ・ザ・デイに彼を選んだのか本当に理解できない」

元F1ドライバーのヴィタリー・ペトロフは「繰り返すが、彼は自分がまだ感情を抑えることができない少年であることを示した」とコメント。

元レッドブルのF1ドライバーで同じオランダ人のロバート・ドーンボスは「スパ、日本、そして、メキシコで彼は接触した」と Ziggo Sport にコメント。

「それによって彼は多くのポイントを逃している。レーシングインシデントかもしれないが、現時点で頻繁にそれが発生しているのは受け入れられることではない」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1メキシコGP