F1 マクラーレン ルノーF1 ストフェル・バンドーン
ストフェル・バンドーンは、マクラーレンは2018年に優れたパフォーマンスを発揮しなければならないという大きなプレッシャーに直面することになると語る。

昨年、マクラーレンは、シャシー性能は優れているものの、ホンダのF1エンジンの脆弱さのせいでパフォーマンスを発揮できなかったと繰り返し主張していたが、2018年からは昨年3勝を挙げているレッドブルと同じエンジンを搭載するため、言い訳はできなくなる。

数日前、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーエリは「我々は余計なプレシャーは感じていない」と述べていた。

「それどころか、レッドブルとルノーという2つの強力なライバルがいることにモチベーションを高めている」

しかし、ストフェル・バンドーンは「2018年にチームが抱えているプレッシャーは大きい。僕たちの横には結構な比較対象がいるからね」と RTBF にコメント。

「レッドブルは昨年レースに勝っているし、ルノーも好調だった。それはプレッシャーだ。でも、ポジティブな部分でもあるし、僕たちは進歩する必要がある」

昨年、フェルナンド・アロンソのチームメイトとして厳しいF1キャリアをスタートしたストフェル・バンドーンは、個人的にも重要なシーズンになると語る。

「クルマの理解を深めて、週末にクルマを仕上げるためにはまだやらなければならない仕事がある」とストフェル・バンドーンはコメント。

「全ての要素をまとめることができれば、スピードは向上するはずだ」

「僕たちはシーズンの目標は定めていない。僕としても自分自身に焦点を当ててはいるけど、フェルナンドというリファレンスがいる。去年の結果は期待したものではなかったけど、来年にむけて僕はずっと強くなっている」

「自分のチーム、エンジニア、サーキットを詳しく知ることができたし、フェルナンドという優れたチームメイトから、必ずしも効率的ではないクルマへの対処方法やシーズン中に問題を管理していく方法などを学んだ」

マクラーレンは、バルセロナテストの開始に先立ち、2月23日(金)に2018年F1マシン『MCL33』を披露することを発表している。

ストフェル・バンドーンは、すでにシミュレーターでMCL33を体験している。

「エンジニアと一緒にシミュレーターで初めて走っているし、新車について多くのことを話し合うことができた」

「ルノーに変更する2018年マシンの第一印象は素晴らしい。全員がテストを開始して、コース上で自分たちに何が出来るかを確認することにモチベーションを高めている」

「バルセロナではシーズンがどう展開するかもう少しわかるだろう」

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カテゴリー: F1 / ストフェル・バンドーン / マクラーレンF1チーム