WEC
TOYOTA GAZOO Racingは11月8日(金)から10日(日)にかけて中国の上海インターナショナル・サーキットで行われる、2019-2020年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)第3戦、上海4時間レースに、かつてない激戦の覚悟を持って臨む。

昨シーズンのチャンピオンであり、2018年、2019年のル・マンウィナーであるTOYOTA GAZOO Racing の2台のTS050 HYBRIDは、開幕戦のシルバーストーン4時間、そして先月の第2戦富士6時間レース共に1-2フィニッシュを果たした結果、来る第3戦上海では、1周あたり2.74秒という、これまで以上のハンディキャップで挑むこととなる。

第1戦シルバーストーンではマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車が優勝。そして第2戦富士ではセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーの8号車が勝利の栄冠を勝ち取り、どちらのレースもチームメイトの車両が2位で続き、2台のTS050 HYBRIDは1位と2位を入れ替えながら1-2フィニッシュを果たした。その結果、同一ポイントで第3戦に臨むこととなり、チームは同じ条件での戦いを楽しみにしている。

チームは、これまで上海で行われた全7戦のうち、4勝を挙げており、今週末の上海戦も、もちろん1-2フィニッシュを目指す。しかし、今年の大会はLMP1クラスのノン・ハイブリッド勢のライバルであるレベリオン、ジネッタとの戦いがこれまで以上に厳しいものになることが予想される。

これまでのWEC上海戦は全て6時間レースとして、概ね1000km以上を走破して戦われてきたが、今年は日曜日正午スタート、初めての4時間レースとして行われる。走行セッションは8日(金)、1時間半ずつ2回の練習走行で開始される。

村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
開幕戦シルバーストーン、富士と連続1-2勝利することが出来、上海ではTS050 HYBRIDのさらなる効率向上へ挑戦するのが大変楽しみです。チャンピオンシップのリードを拡げるべく、チーム一丸となって全力で戦います。上海では新生WECが始まった2012年以降毎年レースが開催されていて、この間の効率と速さの向上には目を見張るものがあります。2012年と2018年を比べると、ラップ当たり37.5%燃料が低減されているにも関わらず、ラップタイムが5秒以上も速くなっていることに驚かされます。これはTOYOTA GAZOO Racingが技術の限界への挑戦を続けてきた賜物です。TS050 HYBRIDの最後の上海レースで、ファンの皆様にワクワクするレースをお届けすると共に、更なるマイルストーンを刻みたいと思います。

小林可夢偉(7号車):
昨年の上海は悪天候の中でしたが、勝利することができて良かったと思います。上海戦の期間は天候が不安定な時期で、天気の予測が難しいです。前戦富士ではハンディキャップの面で消化不良のレースだっただけに、同じ条件で8号車と再び戦えるのが楽しみです。上海では2台揃って今まで以上のハンディキャップが課されるため、新たな挑戦となることを、もちろん分かっています。我々はこれまでもTS050 HYBRIDで、限られた燃料消費量から多くのパフォーマンスを引き出して戦ってきました。TS050 HYBRIDにとって最後の中国戦となる次戦も、全力で勝利を目指します。

マイク・コンウェイ(7号車):
上海で昨年勝利を挙げられたのは良い思い出です。今年も表彰台の中央に立てることを願っています。8号車とは接戦になると思いますが、この週末、ノン・ハイブリッド勢はかつてない程強力なはずなので、容易な戦いにはならないでしょうが、準備はできていますし挑戦が楽しみです。


ホセ・マリア・ロペス(7号車):
上海は他に類を見ないコースレイアウトで、WEC全戦中、挑戦のし甲斐があるサーキットのひとつです。このコースをTS050 HYBRIDの圧倒的なパワーとダウンフォースで走るのはとても楽しいものです。昨年我々は上海で勝つことができました。私にとってはWECでの2勝目であり、激しい雨で非常に難しいレースでしたが最高の気分でした。今年は良い天候の下で、また良いレースができることを願っています。

中嶋一貴(8号車):
上海は厳しいレースになると思いますが、チームはそのチャレンジを楽しんでしますし、ベストを尽くします。予想されるノン・ハイブリッド勢の車両性能を考えると、全ての面において、ミスの許されない、完璧な戦いが求められるでしょう。決勝レースへ向けて適切なセットアップを見出し、許容された出力エネルギーから最大限のパフォーマンスを引き出すべく、全力で挑む必要があります。我々TS050 HYBRID2台の接近戦もエキサイティングなものになると思います。

セバスチャン・ブエミ(8号車):
私にとって上海は、いつも良いレースができるサーキットです。アウディやポルシェと戦っていた時も、上海では強さを発揮してきました。このコースでのライバルメーカーとの接戦は最高の経験でした。コースレイアウトも本当に独特です。特に最初の3つのコーナーは非常に低速で難しいです。このセクションはタイヤにも厳しいのですが、私は大好きです。今回も厳しい挑戦となるでしょうが、上海に行くのが本当に楽しみです。力強いレースができることを期待しています。

ブレンドン・ハートレー(8号車):
チームメイトと同一ポイントで上海に向かうことになり、加えて、ノン・ハイブリッド勢も接近してくるはずなので、エキサイティングなレースになると思いますし、誰もがそれを楽しみにしているでしょう。個人的には初めてTS050 HYBRIDで上海を走るのが楽しみですし、乗るたびに感激するLMP1ハイブリッド車両のパフォーマンスを早く上海で味わいたいです。

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カテゴリー: F1 / トヨタ / WEC (FIA世界耐久選手権)