トヨタF1チーム
トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、F1カナダGPに投入するパッケージについて語った。

「モントリオールは(おそらくモナコに次いで)雰囲気がとても良いので、私にとってシーズンの中で最も良いレースの1つだ。 このサーキットは、大部分が公道サーキットで、通常コースはめったに使用されないから、タイヤグリップはかなり低い。言うまでもなく、モナコの後では、空力パッケージを変えることになるが、それは最も高いダウンフォース構成から中低ダウンフォースのパッケージへ変更するということである。その他にも、我々はこのレースのために車にいくつかの改良を加えることになる。」

「ブレーキ・システムの進化はさらに高いパフォーマンスをもたらすだろう。このレースにおいて、最もチャレンジングな技術的ポイントはブレーキ冷却だ。シケインの前で、車は非常に高い速度に達してから、すぐに速度を落とさなければならない。そのため、これらの動作は膨大な量のエネルギーをブレーキに課すことになり、ブレーキ温度が重大な問題となる。しかしながら、我々は対処できることを確信している。また、我々はチーム全体として非常に残念な結果になったモナコの結果を改善できると確信している。」

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カテゴリー: F1 / トヨタ