コースオフし、マシンを降りるティモ・グロック(画像)
トヨタは14日、スペインのカタルニア・サーキットでテストを開始した。

初日は、ティモ・グロックがTF108のステアリングを握りテストを実施。4月27日にこのサーキットで行われるスペインGPの準備を開始した。

ティモ・グロックは、今年最初のヨーロッパでのレースのために大きくアップデートを行うTF108の空力性能のテストに集中し、あわせてそれに伴うセットアップやその他のシステムに関する作業を行った。

午前中はスピンしコースオフを喫したティモだが、93周を走行し、8番手となる1分22秒590を記録した。

明日もティモ・グロックがテストを続ける予定。

ティモ・グロック
「今日はチームとメカニックがいい仕事をしてくれたおかげで、とても実りのある一日だった。チームのみんなで、我々が得た数々の新しいデータの解析に集中し、正しい方向を見つけようとした。私は朝、小さなミスを一つしてしまい、スピンをしてしまったのだけれど、そんなに時間をロスしないで済んだ。午後には多くの検討すべきデータを集めたから、今度はそのデータをもとに微調整をしなければならない。今日集めたすべてのデータから、今夜中に正しい方向を見つけることができることができるだろう。タイムシートにはまだ結果として表れていないだろうけど、今までのところ我々の仕事には満足している。」

ゲルト・プファイファー テスト・チーム・マネージャー
「我々の今週の主な目的は、10日先に迫ったスペイングランプリの準備をすることだ。我々はレースのための車のセットアップとともに、TF108の空力パッケージの改良に集中する予定だ。今日午後は風が強く、ロングランでの詳細を比較するのは難しかったが、ティモは新しいパーツでテストをし、有益なデータを収集することが出来た。今日はしっかり作業を行ったので、全体的に見て、とても実のある一日だった。」

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カテゴリー: F1 / トヨタ / ティモ・グロック